グリーは3月30日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス「GREE」において、利用規約で禁止しているリアル・マネー・トレード (RMT)関連行為を行う事業者などに対し、出品の停止とデータの削除を要請したと発表した。
RMTとは、ゲーム内のキャラクターやアイテム、仮想通貨などを現金で売買する行為。同社は宣伝、告知、勧誘を含んだRMT全般を、GREEの規約で禁じている。
同社はこれまでも、社長直轄の利用環境向上委員会を設置するなどRMT排除の取り組みを進めてきたという。今回の措置は、その取り組みをさらに徹底するためのもの。対象となったのはRMTのサイトを運営している合計17事業者で、書面などにより売買行為の停止と関連データの削除を強く要求したとしている。