セキュアブレインのフィッシング対策ソリューション「PhishWall」を湘南信用金庫が採用、3月23日よりサービス開始した。

湘南信用金庫では、同行のインターネットバンキングやホームページを利用する顧客をフィッシング詐欺や、Webサイト改ざんによるウィルス感染、個人情報漏えい被害への対策として「PhishWall」の採用を決定した。

同サービスは、企業の自社Webサイトの真正性を証明するために導入するサーバ側ソフトウェア「PhishWallサーバ(有料)」と、エンドユーザのPCにWebブラウザのツールバーとして組み込まれる「PhishWallクライアント」から構成される。クライアントは、PhishWallサーバと認証を行い、サーバが真正であればツールバーに緑のシグナルを表示する。

「PhishWall」の認証の流れ

新機能として、サイトの改ざんの有無を定期的にチェックする「ウェブ解析サービス」を無料オプションとして提供。不正な改ざんを検知すると、管理者にアラートメールの配信と詳細レポートを送信し、改ざんされたページは自動的にメンテナンス画面に切り替える、といった機能を備える。

「ウェブ解析サービス」

年間ライセンス価格は、252万円(10万アカウントまで)、504万円(30万アカウントまで)、1,008万円(無制限)。