インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA」は2月28日、ホワイトカラー系の正社員として就業中の25歳から39歳のビジネスパーソン1,000人を対象に実施した「転職活動におけるSNSの活用状況に関するアンケート調査」の結果を発表した。

同調査は、2011年10月22日から23日にインターネットリサーチによる調査方法で実施されたもの。

それによると、大学生の就職活動におけるSNS利用率が47.3%であるのに対し、転職活動におけるSNSの利用率は9.8%と、転職活動におけるSNSの利用は就職活動に比べて積極的はでないことがわかった。

転職活動でSNSを使用していますか? 資料:DODA 本音の転職白書

SNS別の利用率では、mixiが6.3%と最多(就職活動では18.7%)で、これにFacebookの4.7%(就職活動では31.7%)、Twitterの4.3%(就職活動では34.3%)が続く。最後に日本語化されたLinkedInは1.9%(就職活動では0%)にとどまっている。同社は、「転職活動を行っていることを周囲に知られたくない人物にとっては、実名を出さなくてもよいmixiが利用しやすい」と推測している。

転職活動で使用しているSNS 資料:DODA 本音の転職白書

各SNSの利用目的は、全SNSにおいて「人脈を築く」が最も多く、「企業や求人の情報収集」が続く。3番目に多い目的はSNSによって異なり、mixiは「転職ノウハウを知る」、Twitter/LinkedInは「他の転職者の動向を知る」、Facebookは「転職ノウハウを知る」と「他の転職者の動向を知る」が同率となっている。

SNS別の利用目的 資料:DODA 本音の転職白書