富士通とインフォテリアは2月23日、インフォテリアのスマートデバイス向け社内情報配信サービス「Handbook」と、富士通のシステムインテグレーション(SI)を融合したビジネスの立ち上げに向けて、協業することに基本合意したと発表した。今後、両社の強みを合わせることで、スマートデバイス関連ビジネスの拡大を目指す。

具体的には、インフォテリアのHandbookに、富士通の幅広い業種/業務ノウハウに支えられたSIを組み合わせることで、情報配信基盤として高いセキュリティを備え、コンテンツからデバイスの管理を含めた企業向けサービスとして顧客に提供する。

Handbookを起点としたスマートデバイスビジネスの拡大

企業内のドキュメントやファイルなどの情報配信、情報共有といった従来のHandbookの機能に加え、富士通との連携により、顧客の業務システムとの連携や閉域網でのセキュアなネットワーク接続など、さまざまなニーズに対応することが可能となる。

業務システム連携の例

Handbookの活用により、さまざまな業種/業態の顧客に対して、スマートデバイスを活用した新たなワークスタイルの提案が可能となる。また、サービス/ソリューションからサービスプラットフォーム、ネットワーク、スマートデバイスまでをワンストップで提供し、さらに、コンテンツの配信サービスと業務システムとの連携も富士通が構築し、提供していく。

垂直統合型サービスのモデルとイメージ