Safari支配的なシェアへ - 9月モバイルブラウザシェア

Net Applicationsから2011年9月のモバイル/タブレットブラウザシェアが発表された。SafariとAndroidブラウザがシェアを増やし、ほかのブラウザがシェアを減らした。この動向はモバイルOSのシェア動向と密接に関係しているものとみられる。モバイルOSではiOSとAndroidがシェアを増やし、ほかのOSがシェアを減らしている。

順位	ブラウザ	シェア	推移	備考
1	Safari	55.59%	↑	強く増加。成長傾向
2	Opera Mini	18.92%	↓	減少傾向
3	Android Browser	16.03%	↑	成長傾向
4	Symbian	4.70%	↓	減少傾向
5	BlackBerry	2.68%	↓
6	Opera Mobile	0.51%	↓	減少傾向

順位	バージョン別ブラウザ	シェア	推移	備考
1	Safari 5.0	47.73%	↑	成長傾向
2	Android Browser 4.0	15.50%	↑	成長傾向
3	Safari 4.0	6.31%	↓	4位から3位へ浮上。減少傾向
4	Opera Mini 4.2	6.26%	↓	3位から4位へ下落。減少傾向
5	Opera Mini 4.1	5.13%	↓	6位から5位へ浮上。減少傾向
6	Symbian	4.70%	↓	5位から6位へ下落。減少傾向
7	Opera Mini 5.1	3.21%	↓	減少傾向
8	BlackBerry	2.26%	↓	下落へ転向
9	Opera Mini 4.3	1.42%	↓
10	Opera Mini 6.1	1.19%	↑

モバイル/タブレットブラウザシェアのバージョン内訳を見るとSafari 5.0とAndroidブラウザ4.0がシェアを増やし、それ以外のブラウザやバージョンはシェアを減らしている。ユーザを伸ばしているデバイスのシェアがそのままブラウザのシェアに反映されているものとみられる。

Safari 5.0のシェアは47.73%、これにAndroidブラウザ4.0の15.50%が続いている。モバイルブラウザとしてはSafari 5.0が支配的な位置づけにあることがわかる。Safariはシェアを増やす傾向を示しており、今後ますます影響力の高いモバイルブラウザになるものとみられる。