浅草ギ研は9月6日より、同社のホビーロボット向けのセンサコントローラ・アクチュエータコントローラ群「ロボット神経システム」シリーズの新製品として、学習リモコンボード「AGB65-RMC」の発売を開始した。

名称のRMCはReMote Controllerの略で、シリアル通信で操作する家電用赤外線リモコンの学習ボードだ。サイズ20mm×50mm、重量6gという小型設計が特徴。機能はリモコンの発射パターンを記憶して同じパターンで送信できるというもので、これにより家電などの赤外線リモコンでコントロールできる機器を、マイコンやパソコンなどから操作できるようになる。

送信パターンは16種類まで記憶することが可能。ただし、同製品はID切り替えにより最大4枚まで直列接続できるので、最大64種類までの送信パターンを1つのシリアルラインで制御することができるようになる。

そのシリアル通信は5Vレベルとなっており、5V系マイコンに直結して使用することが可能。シリアル通信の速度は初期設定では115.2Kbpsだが、最大で460.8Kbpsに対応。またオプションとして、RS-232C、USB、Bluetoothでも通信を行える。

基板上のチャンネルスイッチとプッシュボタンの操作により、同製品は単体でも動作が可能。チャンネルの記憶が手動で行い、パターンの送信はシリアルからといった使い方も行える。そのほか、ボード上に電源回路を内蔵しているので、外部電源が不要。バッテリなどで駆動することが可能な設計だ。

また、いうまでもないが、同じロボット神経システムのほかの製品と同じシリアルラインの共有も簡単だ。

スペックは以下の通り。

  • 基板用電源:+6~+15V(1.2V以下での使用を推奨)、コネクタ:日圧B2B-EH(9V電池ケーブル付属)
  • 基板消費電流:150mA
  • チャンネル数:16チャンネル
  • ビット数:最大1010ビット/チャンネルまで記憶可能
  • 分解能:パルス幅最低が0.1mSから再生可能(内部分解能は3μs)
  • 送信周波数:39KHz(38KHz、40KHz両方に対応)
  • フォーマット:上記ビット数以下なら家電協、NEC方式で確認済み(ほとんどの家電製品に対応しているが、Wiiリモコンなどのゲーム用は不可)
  • 通信設定:8ビット、ノンパリ、ストップ1ビット フロー制御なし非同期通信
  • 通信規格:TTLレベルEIA232C準拠(5V系マイコンと直結可能、PCなどと接続する場合は別売のオプションが必要)
  • 通信速度:9600bps/115200bps/460800bps(ジャンパで切り替え)
  • 固有ID:212~215
  • 寸法:20mm×50mm
  • 重量:6g
  • 価格:8925円

ホビーロボット向けのセンサコントローラ・アクチュエータコントローラ群「ロボット神経システム」シリーズの新製品「AGB65-RMC」。家電などの赤外線リモコンで制御できる機械をコントロールできる学習リモコンボードだ