ユニクロは8月22日、CSR活動の一環として実施しているユニクロの商品を対象とした全商品リサイクル活動を9月1日よりアメリカ、イギリス、フランスでもスタートすることを発表した。

同社は国内では2001年9月に「フリースリサイクル」を始め、2006年に全商品までリサイクルの対象を拡大した。グローバルでは2011年3月より韓国でも開始した。全商品リサイクルによる回収点数は2011年7月末の時点で約1,151万枚に及ぶ。

回収場所は各国内のユニクロ全店舗だが、事前の家庭での洗濯を前提としている。アメリカでは日本と同様にUNHCRを通じて難民や避難民へ衣料が届けられ、イギリスとフランスでは、現地のNGOをパートナーとして都市部の生活困難者であるホームレスへの支援を目指して回収活動を開始し、支援の対象をさらに拡大する。