アイ・オー・データ機器は、ビジネス向けNASの新製品として、「LAN DISK XV」 HDL-XVシリーズ3機種を発表した。容量は、2TB、4TB、8TBの3種類で、価格は79,800円(税別)から。いずれも、4月上旬に出荷が開始される予定。

「LAN DISK XV」 HDL-XVシリーズ

RAID 6に対応しているほか、4台のハードディスクのうち3台でRAID 5を構成し、残り1台を予備として運用。RAIDを構成する1台にディスク障害が発生した場合、スペアを使って残った正常なディスクとRAIDを自動的に再構築するホットスペア機能を備えるほか、RAID 0(ストライピング)/RAID 5(分散パリティ)を構築する事や、指定フォルダの差分バックアップも可能。

また、LAN DISKにUSB機器を接続し、ネットワークを経由して離れた場所で使ったり、共有可能な「net.USB機能」を搭載する。管理機能としては、Windows SeverのActive Directoryに登録されているアカウント情報を利用して、LAN DISK XV内のファイルやフォルダに対してアクセス権を設定することもできる。

価格は、2TBモデルが79,800円(税別)、4TBモデルが99,500円(税別)、8TBモデルが140,000円(税別)。

インタフェースは、1000BASE-T対応有線LAN、USB 2.0×2、eSATA。内蔵HDDはSATA。外形寸法はW170×D23×H183mm、重量は7kg。