国土交通省は2月16日、今年4月から3年間にわたって実施される高速道路の料金割引について発表を行った。これによると、現金車も含む普通車については平日も上限制が拡大され、終日2,000円となる。

ETCを搭載する普通車は平日の上限が2,000円、土日祝日の上限が1,000円となり、また、現金払いの普通車は平日および土日祝日ともに上限が2,000円となる。普通車のエコカーの免税対象車の料金は軽自動車と同等の上限1,000円とする。現在行われている時間帯割引(通勤・深夜割引、平日昼間割引など)は継続される。

中型車以上には上限制が導入されず、現在の割引(大口多頻度、通勤・深夜割引など)を継続する。

また、首都高速・阪神高速については、料金圏のない対距離制(500~900円)が2012年から導入される。アクアラインについては現在実施中の全日普通車800円(大型車1,320円)の社会実験を3年間継続する。