キヤノンは、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF(イメージプログラフ)」シリーズの新製品として、ポスター印刷からプルーフまで幅広いニーズに対応した「iPF8300S」と「iPF6300S」を2月下旬より発売すると発表した。

imagePROGRAF iPF8300S

imagePROGRAF iPF6300S(オプションのスタンド「ST-25」装着時)

このたび発売が発表されたiPF8300Sは、B0ノビ(44インチ)、iPF6300SはA1ノビ(24インチ)に対応し、いずれもimagePROGRAF従来機種の生産性をさらに向上させ、高画質モデルの技術を採用し、スピードや画質ともに大幅に進化させたモデルとなっている。

新印刷プロセスの採用により、iPF8300SはB0約1.3分、iPF6300SはA1約35秒の高速印刷に対応し、高速印刷時に起こりがちなスジやムラを抑制。また、インク消費量を標準モードから約50%削減して印刷する「お試し印刷」機能を搭載。

「LUCIA EX」8色顔料インクの採用により、従来機種に比べ色再現領域を約20%拡大し、深みのある黒色を再現。インクの着弾位置制度を高めて、高精細な文字や細線の出力を実現する。また、「カラーキャリブレーション機能」標準搭載し、複数台を用いた大量印刷や繰り返し印刷時に求められる安定した色再現が可能。

いずれも2月下旬に発売予定で、価格はiPF8300Sが59万8,000円(税別)、iPF6300Sが29万8,000円(税別)。