大日本印刷は、商業印刷分野ではじめて「カーボンフットプリントマーク」の使用許諾を取得したと発表。製品ライフサイクル全体でのCO2排出量を製品に表示。
カーボンフットプリントは、製品の原材料調達から、生産、流通・販売、使用・維持管理、廃棄・リサイクルまでのライフサイクル全体で発生する音質効果ガスをCO2量に換算し、マークを使ってその排出量をわかりやすく表示する仕組み。
同社は、ポスターやパンフレットなどを対象とする「宣伝用および業務用印刷物」において、国内で初めて「カーボンフットプリントマーク」の使用許可を取得したと発表。
今後は「CSR報告書」をはじめとする自社の報告書や各種パンフレットでカーボンフットプリントの算定、表示を展開していくとのこと。また、顧客企業の使用する各種印刷物や容器包装などの製品について、原材料調達から生産までのカーボンフットプリント値データを提供するサービスを実施するほか、試行事業への参加なを促すなど、カーボンフットプリント制度の普及を推進する計画していく。