レッドスターシングル・ボード・コンピュータ「BeagleBoard-xM(Rev A2)」の販売を開始することを発表した。

BeagleBoard-xMは、Texas Instruments(TI)のビデオ・プロセッサ「DaVinci」シリーズの「DM3730」をベースとしたファンレスのシングル・ボード・コンピュータ。

BeagleBoard-xM(Rev A2)の外観

DM3730は、ARM Cortex-A8(1.0GHz)およびC64x+DSPコア、3Dグラフィックス・アクセラレータコアを搭載したSoCで、同ボードには、そのほか、メインメモリとして512MB LPDDR RAMを搭載、サブメモリ用としてMicroSDスロットが用意されている。また、10/100Mbps Ethernetのほか、USB 2.0ホストを4ポートを搭載しているほか、映像出力としてDVI-D(HDMI)およびS-VIDEOを搭載、音声はステレオ入出力に対応する。

さらに、シリアルコネクタやカメラポート(Leopardイメージングモジュール対応)、JTAGなど各種コネクタにも対応している。

主な搭載機能

販売方法は直販による完全予約販売で、すでに予約受付は開始されており、価格は2万3800円。この金額には、輸入関税や消費税、送料、EAR(米国輸出管理規則)に基づく米国商務省に提出義務のある英文書類の作成提出代行料が含まれている。出荷は2010年11月15日以降を予定している。

従来品(BeagleBoard Rev.C4)との違いは以下を参照

  • プロセッサが上位アップグレード
  • メモリが512MBに倍増
  • RS232がD-Sub9ピンに
  • USBホストが4個に
  • 有線LAN搭載(100BASE-TX)
  • SDがマイクロSDに
  • カメラコネクタ使用可能(Leopardイメージングモジュール対応)