大日本印刷のWebサイトより

大日本印刷は、アサツーディ・ケイと共同で、ニューロマーケティングを活用した新たな広告手法の共同開発プロジェクト「脳活プロジェクト」を立ち上げたと発表した。

「脳活プロジェクト」は、脳科学を応用したさまざまな広告・コミュニケーションの活性化を目指すもので、さまざまな広告の企画制作を通じて、生活者の知見を収集してきたADKと、ニューロマーケティングを活用したリサーチ事業を展開するDNPが主体となり進めていく。また、監修として東京農工大学の満倉研究室(准教授:満倉靖恵)が参加。

同プロジェクトでは、DNPと満倉研究室が共同開発したヘアバンドタイプの脳波計を用いる分析システムを利用し、ADKが強みを持つ「金融」、「健康・美容」で実際のマーケティングや広告企画の開発に活用できる仕組みをさまざまな実証実験を行い構築、これまでの視点とは異なった広告・販促ツールの開発に反映させていく。

今後は、実証実験に関するレポートを順次発表し、来春頃までには広告サービスの提供を開始する予定。