富士フイルムは、3Dデジタルカメラで撮影した画像から、自然な立体感をもつ高画質3Dプリントを簡単にプリントできる「FUJIFILM 3D プリントシステム」を9月21日より発売する。
FUJIFILM 3D プリントシステムは、「3DプリンターDPR-1」と付属の画像処理ソフト、ソフトをインストールするパソコンによるコンパクトなシステムのため、省スペースで設置がしやすいので、写真店、観光地、イベント会場における3Dプリントサービスの提供が可能となっている。
3DプリンターDPR-1は立体感を生み出すレンチキュラーシートに、昇華型別転写方式で3D画像を直接プリントするダイレクトプリント方式を採用。レンチキュラーシートに直接高精度にプリントするため、手間が掛からずに製作することができる。
プリントサイズは、4×6インチ(10.2×15.2cm)から6×9インチ(15.2×22.9cm)までの3サイズ・4種類に対応。Windows 7/XPで動作する付属の画像処理ソフトにより、3Dデジタルカメラで撮影した画像から、3Dプリントデータを生成したり3D対応テンプレートと合成することで、立体感とオリジナリティあるデザインでの3Dプリントが行える。
プリント速度は5×7インチで約155秒。価格は画像処理ソフトが付属で、165万円(税別)。