ゼットエムピー(ZMP)は、同社の9軸ワイヤレスモーションセンサ「e-nuvo IMU-Z」の廉価版として、3軸加速度センサと3軸ジャイロセンサを搭載した「e-nuvo IMU-Z Lite」を発表した。

USBのバスパワーで駆動する「e-nuvo IMU-Z Lite」

PCとはUSBケーブルで接続でき、IMU-Zと比較してサイズを1/3となる25mm×25mm×10mmに小型化した結果、重さも3g(基盤のみ。ケース付きの場合は7g)と軽量になっている。

3軸加速度センサは12ビット品で±2(g)、±4(g)、±8(g)の切り替えが可能。一方の3軸ジャイロセンサは10ビット品で±500(°/s)、±2000(°/s)の切り替えが可能となっている。また、サンプリングは10msから10sまで10ms刻みで指定可能となっている。

また、付属品として通信と値変換のサンプルプログラム(C# or C++ or C)が用意されており、それを用いてすぐにセンサの値を見ることができる。

すでに受注を開始しており、価格は一般向けが5万9800円(税別)、アカデミック向けが3万9800円(税別)となっている。