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そして、グループポリシー管理エディターで、「コンピュータの構成」→「ポリシー」→「管理用テンプレート: ローカルコンピュータから…」→「Windowsコンポーネント」→「BitLockerドライブ暗号化」→「リムーバブルデータドライブ」を展開する。

リムーバブルデータドライブの設定項目「BitLockerで保護されていないリムーバブル…」をダブルクリック

「有効」をクリックして選択し、「OK」ボタンをクリック

一目瞭然だが、グループポリシーの項目設定ウィンドウが大きく変わった。これは、機能説明を詳細に表示するのでとても便利だ。

ポリシーが「有効」になっていることを確認

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次に、回復パスワードファイルの保存先を設定する。これは、ユーザーがパスワードを忘れたときにデータを復元するための情報で、設定しないと、各ユーザーが自分の好きな場所に回復パスワードファイルを保存することになる。結果として、回復パスワードファイルが漏洩したり、紛失したりという事故につながりやすいでので、あらかじめ保存用の共有フォルダを準備し、保存先をグループポリシーで指定するのが良策だ。

そして、グループポリシー管理エディターで、1つ上の「BitLockerドライブ暗号化」に戻る。

「回復パスワードの設定のフォルダを選択する」をダブルクリック

「有効」をクリックして選択し、「既定のフォルダーパスの構成」に共有フォルダのネットワークパスを入力して、「OK」ボタンをクリック

さらに、グループポリシー管理エディターを閉じ、サーバーマネージャーでドメイン名を展開する。

ドメイン名を右クリックし、「既存のGPOへのリンク」メニューをクリック

GPO「外部記憶暗号化」をクリックして選択し、「OK」ボタンをクリック

最後に、手動でグループポリシーの同期を実行します。ドメインコントローラで「gpupdate /force」コマンドを実行し、クライアントPCで再ログオンする。

gpupdateコマンドで強制的に同期させる