米Tektronixの日本法人である日本テクトロニクスは、2009年10月31日に発行されたHDMI 1.4 CTS(Compliance Test Specification)に対応したダイレクト・シンセシス・ベースの完全自動化テスト・ソリューションを発表した。このダイレクト・シンセシスによる任意波形ジェネレータ「AWG7000B」シリーズを使用した、同社の自動化ソリューションは、HDMI規格団体によりHDMI CTS 1.4において承認された。

HDMI 1.4は、新しいEthernetおよびオーディオ・リターン・チャンネルHEAC、車載用HDMI-Type E、モバイルHDMI-Type D、HDMIによる3D 対応、4K×2K解像度対応、新しい比色パターンであるAdobe deep colorなどが強化されている。同ソリューションでは、これらの機能が追加されたことにより、さらなるコンプライアンス/バリデーション・テスト要件に対応でき、HDMI CTS 1.4規格の確実なインターオペラビリティとコンプライアンス・テストが可能になるという。

また、AWG7000Bシリーズのダイレクト・シンセシス技術により、正確なHDMI CTS 1.4 コンプライアンス・テストが可能となり、ソース、シンク、ケーブル・テストのテスト・セットアップによる非直線性をなくすことができるようになる。同シリーズを用いることで、必要とされるすべての信号の生成が可能となり、ジッタ、ノイズ、その他の信号異常をコントロールしながら付加することができるようになるほか、ダイレクト・シンセシスにより、ハードウェアに依存するTTCフィルタやケーブル・エミュレータがソフトウェアによるエミュレーションによって実現されるため、優れた再現性を得ることも可能だ。

なお、Tektronixでは、HDMIコンプライアンス・テストの総合的なツール・セット、手順を提供しており、ソース/シンク・デバイス、そしてケーブルのすべての物理レイヤ・テストをサポート。テスト・ツールにはHDMI コンプライアンス・テスト・ソフトウェア、DPO7000シリーズおよびDPO/DSA70000Bシリーズ・リアルタイム・オシロスコープ、AWG5000/7000Bシリーズ任意波形ジェネレータ、DSA8200型サンプリング・オシロスコープ、HEACやType D、Eを含むテスト・フィクスチャなどが含まれている。