1,000を超える応募から受賞作品決定 -「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2009」

埼玉県や、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会、特定非営利活動法人さいたま映像ボランティアの会が主催する、国際コンペティション映画祭「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2009」にて、長編コンペティション部門と短編コンペティション部門の受賞作品が決定した。

同映画祭のコンペティション2部門には、世界77カ国から計1,004作品(長編:723作品、短編:281作品)の応募があったという。同映画祭の担当者は応募作品の傾向について「長編部門については、戦争ものや民族紛争ものが減り、代わりに虐待など子供が被害に遭う内容が増えてきたことや、女性監督の作品が増えたことなどが挙げられます。また短編部門では個人制作、自主制作とは対極的なプロダクション制作の作品が増え、そのためか、全体的に技量は高いが、表現が既成の枠におさまった作品が多かった印象を受けました」とコメントした。最優秀作品は長編コンペティション部門がレオン・ダイ監督『あなたなしでは生きていけない』、短編コンペティション部門が遠藤潔司監督『太陽の石』。すべての受賞作品は以下の通り。

長編コンペティション部門受賞作品

短編コンペティション部門受賞作品