Texas Instruments(TI)は6月19日、4K(4096×2160画素)テクノロジーに対応したDLP Cinemaプロジェクタ向けプラットフォームを発表、4Kデジタルシネマへの対応を表明した。

同社のDLPテクノロジーは、2Kデジタルシネマ向け製品が全世界約1万1,000のスクリーンに導入されているほか、4,300を超すスクリーンでデジタル3D上映が行われている。

TIでは、DLP Cinema 4KチップをChristie Digital Systems USA、Barco、NECのライセンシ各社に提供する予定で、3社合計で12種以上のDLP Cinemaプロジェクタが、映画館に提供される予定。これらのプロジェクタは、解像度の高低に関わらず、DCI規格に準拠した色表現、高コントラスト比、高輝度などを実現する。

また、100ftスクリーンや75ftの3Dスクリーンなどにも対応が可能になるという。