PFUは6月4日、伝票や申込書などの紙文書を探す時間を短縮し、業務のスピードアップによる効率化とコストダウンを実現する、業務用イメージスキャナ「fiシリーズ」を活用したECM(Enterprise Content Management：統合情報管理)ソリューションパッケージ「Scandoc Pro for SharePoint」を発売した。

価格は100万円(税別、5クライアントライセンス、1スキャンクライアントライセンス、1年間ソフトウェアサポート、インストールサービスを含む)で、出荷開始は9月30日を予定している。

新製品は同社の紙文書電子化技術およびノウハウ、マイクロソフトのECM構築環境であるWindows SharePoint Services、SharePointでイメージデータの高速表示を可能にする米KnowledgeLakeのImaging Serverを組み合わせたもの。

「いれる」「ためる」「活用する」をオールインワンにしたECMソリューション「Scandoc Pro for SharePoint」

バーコード自動読み取り機能で伝票や申込書などの紙文書の高速スキャニングが可能であり、バーコードから読み取ったキーワードを付けてSharePointへダイレクトに登録できる。Vistaガジェットでのドラッグ&ドロップ検索や、Silverlightによるブラウザでの高速イメージ表示に対応する。専用インストーラにより、SharePointの知識が無くても利用可能という。