『コンピュータ・グラフィックスの歴史 3DCGというイマジネーション』(フィルムアート社刊)

フィルムアート社は、コンピュータ・グラフィクスの歴史を網羅した書籍『コンピュータ・グラフィックスの歴史 3DCGというイマジネーション』を6月10日に発売する。

同書は、コンピュータ・グラフィクスがいかにして巨大産業へ発展していったかについて、貴重な図版と用語解説など、多面的なアプローチでまとめた書籍。著者は、映像クリエイターでジャーナリストの大口孝之氏。

構成は、「CGの2つの源流 抽象アニメーションと軍事技術」、「映画の特撮とCG ハリウッドVFXの源流」、「実用化に向かうCG 表示技術の飛躍的発展」、「CG産業の苦悩 理想と現実のギャップ」、「安定と繁栄の時代 頂点に向かうCG技術」の5部構成。巻末には、アイヴァン・サザーランド、ピーター・フォルデス、チャールズ・スーリ、ネルソン・マックス、ロバート・エイブルら、多くのキーパーソンにまつわる解説も加えられており、CGをはじめ、映像技術、VFX、IT技術、グラフィックデザイン、モーション・グラフィックス、アニメーション、立体3D映像などに携わるプロはもちろんのこと、学生やファンにも適した内容。

発売日は6月10日で、価格は2,730円