ソネットエンタテインメント(So-net)は18日、同社が提供するSNS無料作成サービス「So-net SNS(β版)」において、ミクシィが運営するSNS「mixi」の認証サービス「mixi OpenID」への対応を開始したと発表した。「mixiで出来上がった関係を維持しつつ、両サービスを手軽に使い分けたいという利用者の要望に応えるもの」(So-net)としている。

「mixi OpenID」への対応を開始したSNS作成サービス「So-net SNS(β版)」

「So-net SNS」(β版)は、2006年6月からサービスを開始した国内最大級のSNS無料作成サービス。ゲーム、アニメ、同窓会、地域コミュニティなどをテーマに、「累計開設数は約4万8,000SNS、ユーザー数は約35万人を数える」(So-net)。

今回、mixiが提供する認証サービス「mixi OpenID」に対応。mixiのIDで3タイプのSNSが作成可能となるほか、SNSへの参加もmixiのIDで可能となる。

mixi OpenIDへの対応により作成できるのは、「マイミクシィ専用SNS」「コミュニティメンバー専用SNS」「mixiユーザー専用SNS」の3種類。

マイミクシィ専用SNSには、SNSの運営者(SNSオーナー)とマイミクシィのみ参加が可能。コミュニティメンバー専用SNSは、SNSオーナーが指定したコミュニティの参加者のみ参加できる。

mixiユーザー専用SNSは、mixiに登録している人なら誰でも参加ができるようになっている。

また、SNSオーナーは、「スペシャル招待状」を使ってmixiの仲間をSNSに招待することが可能。この招待状経由でSNSに参加した方は、SNS参加者全員と自動的に「マイフレンド」となる。

参加後に各SNSメンバーへの「フレンド申請」をする必要がないため、「簡単に親密なコミュニケーションが楽しめる」(So-net)。

同社では、「So-net SNSでは今後も、アバター機能の導入や、サービストップページの機能改善を予定しており、ユーザーにとって付加価値の高い快適なコミュニティ空間を提供していく」としている。