車載ネットワークを開発するためのソフトウェアツールおよびソフトウェア・コンポーネントを開発・販売する独Vector Infomatikは、同社のプロセスマネジメント製品「eASEEツールスイート」に4つのモジュールを追加したことを発表した。これにより、要件管理、変更管理、システムデータ管理、階層型ソフトウェア構成管理が、eASEEの開発プロセスに組み込まれることとなる。

これらのモジュールは、エンジニアリングデータのバックボーンとして、開発プロセスにおけるすべての成果物を、構造編集可能なeASEEデータオブジェクトとして管理する「eASEEベースシステム」上に存在し、これにより、プロセスデータを各モジュール間で柔軟に共有させることが可能となる。

また、これらのモジュールは、自動車産業のカスタマとの開発パートナーシップに基づき開発されており、E/E開発プロセスにおける要求をカバーし、実践レベルにあることを保証するとしている。