OKIデータは19日、カラーLEDプリンタ「C5600n」778台とモノクロLEDプリンタ「B4600」3,285台の合計4,063台を新情報通信システム用のプリンタとしてマレーシア警察に納入したことを発表した。マレーシア警察では、高度化する犯罪への対策および警察業務効率の向上のため、最新の機器を導入した新情報通信システムを立ち上げていたという。同プリンタの導入には、印字品質、ランニングコスト、故障率の低さ、信頼性などが評価され選定に至ったとのこと。マレーシア警察本部と同国内の警察署にはすでに設置され、稼動を開始しているという。

マレーシア警察で導入されたものと同型の「C5900」

今回、マレーシア警察に導入されたプリンタは、小型・軽量化を実現する独自のLED方式を採用している。レーザ方式とは異なり、光源部にポリゴンミラーを駆動するモータがないため、低騒音化と低故障率を実現しているという。

同社は、マレーシア市場において1989年からプリンタの販売を開始し、政府機関を中心に多くの納入実績を重ねているとのこと。同社広報によると「今回のマレーシア警察へ採用は、地道で継続的な取り組みにより、お客様の支持を獲得した結果」だとしている。