Webブラウザ自身もRSSに対応

RSSが普及するにつれて、Webブラウザ自身もRSS対応が進んでいる。そこで主なWebブラウザのRSSリーダ機能を紹介したい。

Internet Explorer 7 - お気に入りセンター(フィード)

Internet Explorer(IE) 7はWindows Vistaで標準のWebブラウザだが、Windows XPなどでも自動更新で手に入るようになった

新機能の「お気に入りセンター」に、従来からある「お気に入り」に加えてRSSも登録できるようになった(図8)。RSS一覧は図9のように<ツール>メニューから<ツールバー>→<フィード>を選択すると表示できる。ここにRSSを登録するには、RSSに直接アクセスすると表示される「このフィードを購読する」をクリックし、次のダイアログの<購読>ボタンをクリックするだけだ。

図8 「お気に入りセンター」(画面左)のRSSリーダ機能(IE7)

図9 RSS一覧を表示するメニュー


Firefox2 - ライブブックマーク, ブックマークツールバー

Firefox2にも、ブックマークにRSSを登録できる機能がある。それが「ライブブックマーク」だ(図10)。IE7との違いは、RSSを読み込んで得られた見出しがブックマークに表示されることだ。RSSが更新されればブックマークも更新されるから「ライブ」なブックマークというわけだ。

図10 ライブブックマーク(画面左)のRSSリーダ機能(Firefox2)

登録の手順は、RSSに直接アクセスすると表示される「ライブブックマークを追加」ダイアログで<OK>ボタンをクリックするだけだ(「オプション」→「フィード」で「ライブブックマーク」が選択されている場合)。

ライブブックマークを「ブックマークツールバー」にドラッグ&ドロップすると、画面上のブックマークツールバーからドロップダウンで選択できるようになる(図11)。起動直後から画面に表示されるので、すぐにアクセスしたい時に便利だ。

図11 ブックマークツールバー

このほか、SafariやOperaもRSSリーダ機能を持っているので、興味がある読者は試していただきたい。