オンラインストックフォトサービスを展開するゲッティ イメージズは、第1回アテネオリンピック以降の夏季・冬季オリンピック史、スポーツシーンを網羅した専用Webサイトを新たに開設し、画像の提供を開始した。

同サイトには、1896年のアテネから今年の北京オリンピックに至る112年間のオリンピックの競技写真、五輪旗や聖火などシンボルイメージ、アスリートの写真やイラストといった画像が多数収蔵されている。国際オリンピック委員会(IOC)オリンピックミュージアム所蔵の画像にアクセスすることも可能だ。それらアーカイブには、1896年アテネ大会のマラソン競技で、ギリシャ代表スピリドン・ルイスが先頭でスタジアムへ入ったときに、ギリシャ王ゲオルギオス1世が駆け寄ったシーンなど、貴重なイメージも含まれている。

ゲッティ イメージズのオリンピック専用サイト

8月8日から開催される北京オリンピックについても、同社のカメラマン40名以上が24時間体制で28競技302種目すべてを撮影し、ホームページに随時掲載するという。北京オリンピックのライブ中継放送を補完するものとして、世界最大級の数の画像を提供するとしている。

ストックフォトを利用するには、同社のサイトで無料会員登録が必要。使用サイズや用途などに合わせた、さまざまな契約プランが用意されている。