マイクロソフトは28日、ダレン・ヒューストン代表執行役社長が4月1日付で退任し、樋口泰行代表執行役兼COOが社長に昇格する新人事を発表した。ヒューストン社長は米国本社のコーポレートバイスプレジデント コンシューマ&オンライン インターナショナルグループ担当に就任する予定だ。ヒューストン社長は樋口氏に対して、「マイクロソフト日本法人を次のレベルに持っていってくれる」と期待する。
樋口氏は50歳。1980年に松下電器産業に入社。94年のアップル、97年のコンパックコンピュータから2002年に日本ヒューレット・パッカードの執行役員インダストリースタンダードサーバ統括本部長、03年同代表取締役社長兼COOに就いた。05年にはダイエーの代表取締役社長兼COOに就任した後、去年3月にマイクロソフトに入社し、代表執行役兼COOに就任していた。