リニアテクノロジーは15日、携帯電話や照明アプリケーション向けにインダクタ不要の低ノイズ、高効率LEDドライバ「LTC3220」および「LTC3220-1」の販売を開始した。
両製品は、ともに64段階のリニア輝度制御付きの個別に設定可能な18個のLED電流源を搭載しており、複数のディスプレイを設定することが可能。また、ユニバーサル電流源はデジタル制御可能で、2線I2Cシリアルインタフェースを介して調光、輝度、点滅、グラデーションを個別に制御することが可能。さらに、1本のリセットピンにより非同期シャットダウンと全データレジスタのリセットが可能なほか、ソフトスタート機能により、突入電流を制限することが可能。
入力電圧範囲は2.9~5.5Vで、1セル・リチウムイオンポリマー・バッテリ・アプリケーション向けに最適化されている。効率は、1/1.5/2倍のマルチモード低ノイズ・チャージポンプにより最大91%を達成。スルーレート制限付きスイッチングにより、伝導および放射ノイズ(EMI)を低減している。
1,000個時の参考単価は271円から。