JSCAPEおよびSoftAspectsは11日(米国時間)、同グループが提供している商用のJavaServer Facesコンポーネント集「WebGalileo Faces」をApache License Version 2.0のもとにオープンソースソフトウェアとして公開することを発表した。オープンソースソフトウェアとして公開した後も商用サポートオプションは継続して提供される計画で、従来のユーザーは引き続きサポートが受けられる。

WebGalileo FacesはAjaxで動作可能なJavaServer Facesコンポーネント集。RIA(Rich Internet Application)を開発するための機能を提供している。同コンポーネントを活用することでRIAの開発が簡単になる。

WebGalileo Facesは、多くのコンポーネントを提供していることに加えて、Eclipse、Sun Java Studio Creator、IBM Rational Application Developer、Oracle JDeveloperなど、各種の統合開発環境をサポートしている点が特徴的。RIAの開発者は同コンポーネントのOSS化に注目しておきたい。

WebGalileo Facesコンポーネント(TreeTable)の使用例