SocialFeedとは?

リアルコムが11日にβ版サービスを開始したWebアプリケーション「SocialFeed」は、「ユーザの嗜好」に焦点を当て、「レコメンデーション(お勧め)」機能を前面に押し出した、新しいコンセプトのフィードリーダーだ(「フィード」というのはRSSやAtomなどのこと)。

このサイトによって「お勧め」されるものは、もちろん、フィードによって配信される記事情報だ。つまり、サイトが「この記事はいかがですか?」とユーザに提案してくるというわけだ。気になるのは、その「お勧め」が実際、的を射たものかどうかという点。つまり、SocialFeedはお勧めする記事をどう判定しているのだろうか、というのが問題だ。

説明によればSocialFeedは、ユーザが読んだ記事の履歴を元に、似た嗜好のユーザを探し出し(これを「隠れたコミュニティ」と呼ぶ)、それらのユーザが同じく興味を持ち、多く読まれている記事を「お勧め」するのだという。要は、自分と興味の重なる人により多く読まれている記事が「お勧め」の対象になるというわけだ。詳しい説明は、リアルコムのニュースリリースを参照していただきたい。

今回は、そんなコンセプトを持つフィードリーダー「SocialFeed」を早速触ってみた感想を、スクリーンショットを多く交えてお伝えしたいと思う。興味をもたれた方は、以下に示すトップページの右上「LOG IN」ボタンの下にある「Join SocialFeed!」というリンクから、ユーザ登録を行うことができるのでお試しいただきたい。

トップ画面(左)とユーザ登録画面(右)。すべて英語表記なので簡単に上から説明すると、「Basic Settings」はログインID/表示用名称/パスワードなどのユーザ基本情報、「Languages」は使用している言語、「Region」は居住している地域、「Privacy Settings」は自分の購読しているフィード、読んだ記事、何に興味を持っているか、について公開の範囲を指定する

ユーザ登録画面の続き。ここで、自分が興味を持つカテゴリーを選択して「Next」を押すと、フィードの一覧が現れる

以上でユーザ登録は完了だ。では、次ページから実際使ってみたレポートをお伝えする。