年代別・性別のキーワードランキングも
10代、20代、30代といった年代別や、男女の性別による「尾音節 キーワードランキング」も登場した。
とくに年代別のランキングでは、それぞれの年代の関心ごとの差が大きいことが分かり、見ているだけでもおもしろい。
10代のランキングに登場しているのは、視力9.0を誇るという東南アジアの「モウケン族」、カレー粉が入った「カレー風呂」、ソウルにある超豪華「60億ウォンカラオケ」など、珍しいものや奇想天外なものに興味を持つ傾向がある。
また、「死のトライアングル」はバミューダ海域を舞台とした映画だが、最近韓国のテレビ局で紹介され、視聴者が興味を示したものだ。ただし、10代の間では「受験・内申書・小論文(面接)」という、誰しもが乗り越えなければならない3つの試練も「死のトライアングル」と呼ばれており、そうした意味でもこの言葉に10代が敏感になったようだ。
20代は大学生が中心とあって、アルバイトや仕事(就職)に関連する情報を収集しようとする傾向が強いようだ。
また、韓国では20代に兵役に行く人が多いのだが、その後も「予備軍」といって、年に何度か訓練を行う義務がある。とくに軍隊から出た直後は予備軍の訓練内容などについて気になるため、こうしたキーワードが出てくるのかもしれない。
30代は一般的に、職業を得て社会的に安定してくる時期でもあり、また結婚して子どもを持つ人も多い。そのため、不動産関連や教育関連のキーワードが多く見られる。書籍に関するWebサイトにしても子ども向け書籍のサイトが大部分で、幼い頃から教育熱心な韓国の親の姿がうかがえる。