芝の照り返し、長時間の屋外行動——ゴルフは「軽いスポーツ」に見えて、実は熱中症のリスクが高い環境です。
同じコースを回っていても、なりやすい人にはある共通した習慣や性格があります。
今回のテーマは「ゴルフ中に熱中症になりやすい人の共通点と予防策」です。
「前夜の一杯」と「夜更かし」がリスクを高める
熱中症を招きやすい人の典型例として挙げられるのが、「前日にアルコールを飲んで睡眠不足のままプレーに臨む人」です。
中路先生によると、アルコールには強い利尿作用があるため、本人が気づかないうちに出発前からすでに脱水気味になっていることが多いといいます。睡眠不足は体温調節に負担をかけ、熱中症のリスクを高めることがわかっています。つまり、前夜の深酒と夜更かしという「ゴルフ前の一連の行動」こそが、翌日のリスクに直結しているのです。
「のどが渇いてから飲む習慣」と「我慢強さ」も危険
生活習慣だけでなく、プレー中の意識や性格も影響します。「のどが渇いてから水を飲む人」や「水だけで塩分を補給しない人」、そして「体調が悪くても同行の仲間に言い出せない我慢強い人」も要注意です。
中路先生は、「少しでも異変を感じたら、プレーを中断する勇気を持つことが大切」と強調します。吐き気や頭痛、足のつりは症状が重症化しかけているサイン。決して見逃してはいけません。
楽しいゴルフを悲劇に変えないためには、一緒に回る仲間同士でお互いの様子を気にかけ、声をかけ合うことも事故を防ぐ大きな助けになります。「当日の対策」だけでなく、「前日からの計画的な準備」が、ゴルフにおける熱中症予防の基本です。
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