レノボ・ジャパンは9日、同社の法人向けPC「ThinkPad」シリーズの新モデルとして、14 型ディスプレイ搭載の2in1 PC「ThinkPad X1 Yoga」を日本国内で発売した。最小構成時の価格は税別243,000円。

ThinkPad X1 Yoga

特殊なヒンジにより、ディスプレイが360度回転する2in1ノートPC。「X1」ブランドを冠したモデルとして薄さ約16.8mm、重量約1.36kgの薄型軽量ボディが特徴となる。「ラップトップ」「スタンド」「テント」「タブレット」の4モードで利用可能で、タッチ操作やペン入力をサポートする。また、ディスプレイを180度以上開いたときにキーボードのキーが沈んで、フラットになるLift'n' Lock機能を備える。

ラップトップモード

スタンドモード

テントモード

タブレットモード

最小構成は、CPUがIntel Core i5-6200U(2.3GHz)、メモリが4GB、ストレージが192GB SATA SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)、ディスプレイが14型WQHD(2,560×1,440ドット)液晶、OSがWindows 10 Pro 64bit。

上位モデルとしてIntel Core i5-6300U(2.4GHz)/8GBメモリ搭載モデルと、Intel Core i7-6500U(2.5GHz)/8GBメモリ搭載モデルを用意する。価格はぞれぞれ税別262,000円と280,000円。

通信機能はギガビット対応有線LAN(付属のイーサネットアダプタ利用)、IEEE802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth v4.1。インタフェースは、OneLink+、USB 3.0×3(うち1基がPowered USB)、HDMI×1、Mini DisplayPort×1、microSDカードリーダ、オーディオポートなど。バッテリ駆動時間は最大約9.8時間(最小構成時)。

本体サイズはW333×D229×H15.3~16.8mm、重量は約1.36kg。

ペン入力に対応

キーボードのレイアウト

なお、2016年1月のCES 2016では、WQHD(2,560×1,440ドット)解像度の有機ELディスプレイ搭載モデルも合わせて発表されたが、こちらについて日本でも後日改めてアナウンスするとしている。