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トイレの水漏れは自分で直せる?原因と対処法、業者に頼むべき修理とはイメージ
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トイレの水漏れは自分で修理できる?箇所別修繕方法と原因、業者の費用相場を解説

2021.05.25
2024.03.13
トイレの水漏れは自分で直せる?原因と対処法、業者に頼むべき修理とはイメージ
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トイレの水漏れは突然起こるものです。本記事では、そんなトイレの水漏れが起こりやすい部分と原因や自分で修理する方法、そして業者に依頼した場合にかかる修理費相場などについてご紹介します。

あわせて専門業者に頼むメリットと信頼できる専門業者の選び方について解説します。今、トイレの水漏れに見舞われている方、必見です。

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伊藤 直樹
監修者

水道設備業者 トイレ・洗面・キッチン設備主任

伊藤 直樹 (株式会社プログレス)

株式会社プログレス 入社平成24年3月  暮らしの中で必要なレスキューサービスを提供する株式会社プログレスにてトイレ・洗面・キッチン周りの設備主任を担当。水回り業務に8年従事し、累計3000件のトイレ・洗面・キッチン関連のトラブルを解決。多くのお客様に信頼される「トイレ・洗面・キッチン」のスペシャリスト。

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トイレの水漏れが起きやすい箇所と原因

トイレで水漏れが起きる場合、以下のようなところから水漏れが発生します。

  • 給水管や排水管接続部分からの水漏れ
  • 便器本体・外装から水漏れ
  • トイレタンクの外側への水漏れ
  • トイレタンク内の水漏れ
  • 便器と床の間からの水漏れ
  • ウォシュレットのノズルや部品からの水漏れ

突然水漏れが発生した場合、部品の経年劣化が考えられますが、どの部分・箇所の不具合が原因なのかによって修理方法は全く違うものになりますので、水漏れが発生した際は、よく観察して原因が以下のどのパターンに当てはまるのか確認してみましょう。

トイレの水漏れが起きやすい部位と原因

給水管や排水管接続部分からの水漏れ

トイレの水漏れの中で最も多いのが、給水管や止水栓、排水管の接続部分です。給水管とは水道からトイレに水を供給している配管パイプのことで、水の量を調節できる止水栓とつながっています。一般的にレバーを回すことで、これらの配管パイプを通って水がタンクに供給されます。

一方、排水管は下水道に水を流す配管のことです。新しいトイレの場合、便器の下にあって見えにくくなっていますが、古いものではトイレタンクと便器をつなげるための排水管があり、その部分が水漏れすることがあります。

この部分から水漏れが発生する場合、考えられる原因は以下の2つです。

  • ・ナットの緩み
  • ・パッキンの劣化

トイレのレバーをひねるとタンクから便器内へと水が流れますが、タンクに貯まる水は必ず給水管や止水栓を通るため、この部分が劣化すると漏れた水がトイレの床を濡らしてしまいます。

給水管や止水栓はトイレのタイプ・種類や状況によっては見えづらい位置にあるため、その場合は自分で修理するのが難しい場合もあります。

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便器本体・外装から水漏れ

便器本体・外装から水漏れ

便器本体から水が漏れていたら、便器が破損した可能性があります。

便器自体は陶器で出来ているため、ひび割れはそうそうあることではありませんが、例えば便器に物をぶつけたり落としたり、地震などの強い衝撃によってひびが入ってしまうことがあります。

ヒビが入っていることに気付けないケースもあり、例えば髪の毛と似ているくらいに小さなヒビや、便器の裏側にヒビが入るなど、目視で確認しづらいこともありますので注意が必要です。

ちなみに、便器本体が結露している場合も水漏れが発生しているように見え、ひび割れがないため便器自体には問題ありませんが、結露した水滴が床を濡らし、床を傷めてしまうケースもあるため、こちらも注意しましょう。

トイレタンクの外側への水漏れ

便器内やタンクと便器の間など、タンクの外に水が漏れている場合は2種類の原因が考えられます。

  • ・便器内への水漏れ:ゴムフロート、オーバーフロー管、チェーンの劣化
  • ・タンクと便器の間の水漏れ:密接パッキンの劣化

便器内へチョロチョロと流れ続けるような水漏れの場合、トイレタンクに溜まった水を流すために必要な部品の何処かに経年劣化が生じている可能性があり、その部品がゴムフロート、オーバーフロー管、鎖の部分です。

これらが劣化することでタンク内にあるフロート弁を閉じることができず、タンク内に水がたまらず常に便器内へと流れた結果、チョロチョロと流れ続けるような水漏れが発生します。

また、タンクと便器の間から水漏れが起きている場合は、密接パッキンと呼ばれるゴム製の部品が経年劣化している可能性があり、正常であればトイレタンクと便器の間の隙間を密接パッキンが埋めてくれますが、ここが劣化することで隙間ができ、水漏れが起きてしまいます。

タンク内部の部品の劣化は長く使用していると起こることですので、部品の修理や交換が必要になります。

トイレタンク内の水漏れ

この水漏れは「ポタポタ」「チョロチョロ」と水滴が落ちる音でわかります。

タンクの中に水が漏れている場合、その原因はボールタップもしくは浮き球の不具合である可能性が高いです。

トイレタンク内の部品一覧

ボールタップはタンク内に水を給水し、浮き玉はタンク内の水量を検知するための部品ですので、この部品が正常に作動せず、どちらかに不具合が発生するとタンク内への給水が止まらず、ポタポタ・チョロチョロといった水漏れが起きてしまいます。

ほかにもレバーハンドルの不具合や手洗い用管のナットの緩み、パッキンの劣化など、トイレタンク内の水漏れはさまざまな原因が挙げられ、原因の特定が難しい場所です。

そのため、タンク内のどの部品に異常があるのかを判断するためには、タンクの部品やトイレが流れる仕組みを知っておく必要があります。

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便器と床の間からの水漏れ

この場合、主に3つの原因が考えられます。

1つ目は設置に問題がある場合です。便器と排水管のつなぎ目がずれていることで、この隙間から水が漏れ出てくることがあるのです。特にトイレ本体を交換したあとの水漏れは、設置トラブルがほとんどです。

2つ目は、便器と床下を通る排水管を接続する部品(フランジパテ)の劣化によって起こる水漏れです。この部分は長年使用しているとパテが硬くなり、それが割れることによって便器と床の間に隙間が生まれ、漏水を引き起こします。

3つ目は結露によって発生した水滴を水漏れと勘違いしている場合です。これは設置のずれや排水管部分のトラブルとは異なり、トイレの室内とタンク内の水温の差が大きい時に起こるものです。冬場に起こりやすく、水漏れと結露の違いを調べるには雑巾で便器と床の間を拭いて、便座から水がしたたってこないかを確認するといいでしょう。

結露の場合は別ですが、便器と排水管のつなぎ目のずれやフランジパテの劣化の場合、自分で修理するのは手間や時間がかかるため、できれば専門業者に依頼するのが、手間や時間もかからず楽でしょう。

ウォシュレットのノズルや部品からの水漏れ

TOTOの「ウォシュレット」やLIXIL(inax)の「シャワートイレ」をはじめとする温水洗浄便座で起こる水漏れは、数多くの部品を使用しているため、以下のように原因もさまざまです。

  • ・ノズルの故障
  • ・本体につながる配管の故障
  • ・本体の故障
  • ・ナットの緩み
  • ・パッキンの劣化
  • ・給水フィルターのつまり

ウォシュレットは複雑な作りをしているため、どの部品が原因で水漏れが生じているのかわかりにくいということも珍しくありません。

また、電気と水を扱う製品のため自分で修理を行う場合は危険が伴いますので、基本的には水道業者に修理を任せたほうが良いでしょう。

トイレの水漏れ修理・作業前にするべき対応と道具

水漏れに気付いた時にすべきこと、作業前に準備する道具

では実際、トイレの水漏れに気付いたらどうすればよいのでしょうか。ここでは水漏れに気付いた時にすべきことと、自分で修理する前に準備する道具についてご紹介します。

水漏れに気付いたら止水栓を閉める

止水栓とは水圧を調整する水道の蛇口のような部分で、故障時には水を止める役割があります。トイレのトラブルに気付いた際は、すぐに止水栓を閉めましょう。

止水栓は基本的に床や壁の仕上げ面付近にあります。ただし、トイレの機種によっては本体部分に収まっていることも。また、ウォシュレット用の止水栓もあるため、くれぐれも間違えないようにしましょう。

止水栓の閉め方は、マイナスドライバーで時計回り(右回り)に動かなくなるまで回すだけです。これでトイレの水を止められます。

止水栓が見当たらない時や、止水栓が硬くて回らない時、築10年以上で配管の老朽化が考えられる建物の場合は、家の元栓を閉めてください。

元栓の場所や形状は、集合住宅か一戸建て住宅かによって異なりますが、いずれも止水栓同様、時計回り(右回り)に回すと閉まります。

マンションでは玄関扉を出た周辺に専用扉があり、その中に水道メーターと同じ場所に設置されています。一方、一戸建て住宅の場合は、敷地内の地面にあることが多いです。これらは万が一のことを考えて、入居時に確認しておくことをおすすめします。

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温水洗浄便座を使っている場合、電源コードを抜く

ウォシュレットやシャワートイレなどの温水洗浄便座を使用している場合、コンセントから温水洗浄便座に電気が供給されていると思いますが、電源コード等に漏れた水がかかってしまうと、感電する可能性があるため、電源コードはコンセントから抜きましょう。

また、抜いた後の電源コードが水に浸かってしまっても感電やウォシュレットの故障の原因になりますので、ビニール袋で先端を包むなど、水に触れないような対策も行いましょう。

また、床が水で濡れてしまった場合も、念のために拭き取っておくと感電や故障のリスクを下げることに繋がりますので、こちらも対応しておきましょう。

水漏れの原因となる箇所を確認する

水漏れの修理を行うにせよ、どこの部分から水漏れが起きているのかを確認する必要があります。

水漏れの原因となる箇所を確認するためには、まずは濡れている部分の掃除を行い水で濡れている箇所のなくし、少しの時間放置を行うと、水漏れしているどこかの箇所が濡れてくるため、そこで原因となる箇所を判断することができます。

注意点として、トイレの裏側など見えにくいところが水漏れの原因である可能性もあるため、掃除を行う際は見えづらい場所まで丁寧に水を拭き取りましょう。

原因となる箇所がわからないと、どのように対処するべきなのかの判断ができませんので、どこが濡れているのかをしっかりとチェックし、もしも原因がわからない場合は、トイレ修理業者に修理を依頼した方がよいでしょう。

作業前に準備するべき道具

作業前に準備するべき道具

水漏れトラブルを自分で修理するなら、下記の道具を準備しておきましょう。

・マイナスドライバー
・レンチ(モンキーレンチ、ウォーターポンププライヤーも可)
・ゴム手袋(手の汚れを防ぐ)
・新聞紙(床を汚さないように敷く)
・バケツ(発生した水を取り除く)
・交換パーツ(故障パーツと同モデル)

マイナスドライバー、レンチ、交換パーツは修理するトイレと一致するか必ず確認してください。レンチや交換パーツはホームセンターのほか、ネット通販などで手に入ります。

ただし、ネットでは大きさがわかりにくいため、心配な方は交換予定のパーツを直接店頭に持って行って、見比べながら購入するといいでしょう。

また、水漏れ修理は後々のトイレ掃除が大変になる可能性もありますので、新聞紙や雑巾、バケツなどを用意し、水を捨てる準備をしておくと便利です。

トイレの水漏れ修理の方法

トイレの水漏れ修理の方法

ここからは自分で水漏れ修理をしたい方へ向けて、症状別の修理方法を解説します。なお、修理方法は止水栓を止めた段階から説明します。

給水管や排水管接続部分からの水漏れ

給水管や排水管から水が漏れている時は、まず水が漏れている箇所の下に新聞紙を敷いてバケツを置きます。

ナットに緩みがないか、パッキンが劣化して隙間が生じていないかを確認して問題があれば、ナットはレンチで、パッキンは部品交換で対応します。

ナットが緩んだことによる水漏れの修理方法

  • 1.レンチでナットを時計回りに回して緩みを改善します。
  • 2.止水栓を開け、水が漏れていないか確認します。

給水管パッキン劣化に伴う水漏れの修理方法

  • 1.新しいパッキンを準備します。
  • 2.給水管部分のナットをレンチで外し、パッキン部分を新しいものに交換します。
  • 3.ナットをしっかり締め直して止水栓を開け、水が漏れていないか確認します。

止水栓のパッキン劣化に伴う水漏れの修理方法

  • 1.給水管同様に、新しいパッキンを準備します。準備が必要なパッキンは2つで、1つ目は止水栓に付いている「三角パッキン」、もう1つは三角パッキンを取り出すと出てくるスピンドルという部品のコマ状の「パッキン(コマパッキン)」です。
  • 2.止水栓部分のため、家の元栓を閉めます。
  • 3.止水栓のナットを外し、三角パッキン、コマパッキンを新しいものに交換します。
  • 4.ナットをしっかり締め直して元栓を開け、水が漏れていなければ完了。

ナットが空回りする場合や、交換するパッキンがなかった場合、水漏れを確認した際にまだ水漏れをしている場合は、専門業者に依頼しましょう。

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トイレタンク内の水漏れ

トイレタンク内の水漏れ

トイレタンク内の水漏れは浮き玉とボールタップが原因の場合が多いため、ここではこの2つの修理手順を見ていきましょう。なお、トイレタンクのふたは意外と重いため、落としたり傷つけたりしないよう、注意が必要です。

浮き玉の故障による水漏れの修理方法

  • 1.新しい浮き球を準備します。
  • 2.レバーを回してタンク内の水を出します。
  • 3.タンク内の浮き球に付いているチェーンを外し、新しい浮き球と交換します。
  • 4.止水栓を開け、水が漏れていないか確認します。

ポールタップの故障による水漏れの修理方法

  • 1.新しいポールタップを準備します。
  • 2.給水管とポールタップが接続しているナットを緩め、新しいポールタップと交換します。
  • 3.ナットを締め直して止水栓を開け、漏水がなければ完了。

これらを交換することによって水位が基準からずれるようなら、ボールタップの水位調節リングで調整しましょう。難しい作業が多いと思われる方は、無理せずに専門業者に依頼しましょう。

また、トイレタンク内の水漏れの原因はほかにも、レバーハンドルの不具合や手洗い用の管のナットやパッキンの劣化、内部の鎖が絡まっている、排水管のふたの役目をしている「ゴムフロート」の劣化などが考えられます。

それぞれの修理手順は、下記ページから確認してください。

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このようにトイレタンク内の水漏れ原因はいくつもあり、すぐに特定して対応するのは難しいです。こうした原因追及に手間のかかる修理に不安がある場合は、迷わずに専門業者へ相談するといいでしょう。

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ウォシュレットのノズルや部品からの水漏れ

ウォシュレットの水漏れは前述したように原因がさまざまあり、水まわりにある電化製品のため場合によっては感電や故障等の危険を伴いますので、自分での修理はおすすめしません。

もしノズルの故障があきらかに水漏れの原因で、修理を自分でしたいということであれば、以下のように修理を行いましょう。

ノズルの故障による水漏れの修理方法

  • 1.新しいノズルを準備します。
  • 2.ウォシュレットの電源を抜きます。
  • 3.ノズルを反時計回り(左回り)に回して取り出し、新しいノズルに交換します。
  • 4.止水栓を開け、水が漏れていないか確認します。

ノズル自体はECサイトやホームセンターなどで販売しているため、購入することはできますが、今取り付けられているノズルの取り外し方はメーカーや製品によって異なるため、必ず説明書を確認しましょう。

またくり返しになりますが、ウォシュレットの部品からの水漏れは、水漏れ原因の特定も難しく危険で、素人が行うと破損する恐れがあるため、なるべく専門業者に相談することが望ましいです。

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業者に修理を頼むべき症状もある

業者に修理を頼むべき症状もある

前述で紹介した以外にも、水漏れの部位や原因によっては修理が難しく、下手にやると水漏れが悪化してしまうような場合も考えられるため、専門業者に修理依頼をした方がいいケースがあります。詳しく見ていきましょう。

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便器本体・外装から水漏れ

便器にヒビ割れができた場合、防水パテでヒビを直せるといわれています。ただし、この方法はあくまで応急処置であり、根本から水漏れを解決することはできません。

表面のヒビをふさぐことができても、内部にまでヒビが進行していることがあり、ほとんどのメーカーでも個人でのヒビ補修は推奨していません。

万が一、自分で補修を行い問題が起こっても、メーカーの対応を受けられない可能性がありますし、根本から解消するためにはトイレを取り外す必要がある場合もあるため、トイレの交換やリフォームが必要になる可能性があります。

便器本体や外装からの水漏れがわかった際には、すぐに水道業者に連絡しましょう。

トイレタンクと便器の間の水漏れ

トイレタンクと便器の間の水漏れも、できれば業者に依頼した方が良いでしょう。

理由としては、トイレタンクと便器をつなぐ「密接パッキン」の劣化による水漏れの場合、密接パッキンの交換は大掛かりな作業となり、知識や技術のない人が修理するのは難しいからです。

また、水漏れがひどい場合は緊急性を要するため、専門業者に依頼することをおすすめします。

便器と床の間からの水漏れ

便器と床の間からの水漏れの水は汚水であることが多く、自分で対処するのはあまり衛生的ではありません。また、この水漏れを対処するには便器を外す必要がありますが、かなりの重量があるため、労力が必要となります。

便器と床の排水管をつなぐフランジパテが原因であれば、自分で取り付けを行なうこともできますが手間や時間が非常にかかる作業ですし、再度便器を設置した際にずれが生じれば、また水漏れの原因になります。

そのため、衛生面からも労力の面からも専門業者へ依頼することが望ましいでしょう。

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業者に頼むメリットとは?安心確実に修理してもらおう

業者に頼むメリットとは?安心確実に修理してもらおう

時間と労力を惜しみなくかければ、自分でトイレの水漏れトラブルを解決できるでしょう。場合によっては、費用も安く抑えられるかもしれません。しかし、時間をかけて修理しても実は別の原因が隠れていたり、自分でした修理によって新たなトラブルを引き起こしたりすることがあります。

また、集合住宅の場合は水漏れを放置することで階下への水漏れが発生し、もしも階下の部屋の家具等を濡らしてしまったというような場合、賠償金を支払わなくてはならないという可能性もあるため、早急な対応が必要になります。

その点、専門業者はトイレトラブルに関する詳しい知識や修理を行うための技術力、ノウハウをもっており、スムーズなトラブル解消が見込まれます。

特にトイレは家の中でも毎日使う場所なので自分で修理することに不安がある場合や、一刻も早く対処して日常生活を取り戻したいのであれば、専門業者に訪問・駆けつけを依頼し、迅速にトラブルを解決してもらいましょう。

信頼性や費用が気になるようであれば、無料相談や無料見積もりを行っている業者を複数選んで、問い合わせてみましょう。

訪問してきたスタッフの雰囲気や態度、事前にもらう見積書にて費用などの比較ができ、自分が納得できる業者が選べます。

特に信頼性においては、住んでいる地域の水道局指定業者から選ぶことが賢明です。水道局指定業者は「指定給水装置工事事業者」と呼ばれ、ある一定の技術力があると水道局が認めた業者ですので、技術面においては信頼できる可能性が高いです。

ほかにも専門業者のホームページやチラシ、創業年数、過去の事例件数、口コミを参考にして、安心して相談できる業者を比較・検討することで、安全かつ確実に修理してもらえるでしょう。

水道業者に水漏れ修理を依頼した場合にかかる修理費用相場

トイレの水漏れ修理を水道業者に依頼した場合、修理にかかる費用・料金の相場は以下のようになります。

トラブル内容 費用相場
水漏れ修理(調整作業・パッキン交換) 4,000円~15,000円
水漏れ修理(ウォシュレット修理) 8,000円~16,000円
水漏れ修理(タンク内部部品交換※タンク脱着なし) 6,000円~8,000円
水漏れ修理(タンク内部部品交換※タンク脱着あり) 8,000円~12,000円
水漏れ修理(床下) 20,000円~30,000円

上記はあくまで相場であり、実際にかかる費用はトイレの状態や対処方法、出張費や部品代、そして依頼する業者によっても変わってきますので、詳細な料金は作業前の見積書にて確認しましょう。

ただし、修理費用の相場と比較した際にあまりにも安すぎる・高すぎる場合には悪徳業者である可能性もありますので注意が必要です。

高すぎる場合はぼったくりですし、安すぎる場合も、作業後に「追加工事が必要になった」等の理由をつけて相場よりも高い値段の請求を行なってくるケースもあります。

そのため、3社以上で相見積もりを行い、お使いのトイレのトラブルを解決するのにかかる修理費用の相場感を把握した上で、信頼できるトイレ修理業者に依頼するのがベストでしょう。

また、少しでも修理費用を安くするコツとしては、「出張費がかからない業者に依頼する」「割引キャンペーンを行なっている業者に依頼する」「深夜や早朝など時間外料金がかかるような時間帯の修理依頼を避ける」等があげられますので、ぜひこのポイントは意識しましょう。

賃貸物件でのトイレの水漏れは大家さんに連絡する

マンションやアパート等の賃貸物件の場合、トイレの水漏れの対処の為に業者を呼ぶ前に、まずは大家さんや管理会社に連絡をしましょう。

賃貸契約書の中には設備に関するさまざまな取り決めが記載されているため、トイレから水漏れが起きた場合はまず止水栓を締めて応急処置を行い、冷静になったタイミングで賃貸契約書を確認しましょう。

基本的にはトイレは大家さんの所有物となりますので、どのトイレ修理業者を呼ぶのかも大家さんや管理会社が決定し、それにかかる修繕費も大家さんや管理会社が負担してくれるケースもあります。

しかし、勝手に業者を手配してしまうと、トイレ修理にかかる修理費用が自己負担となるため、本来であれば大家さんや管理会社が負担してくれる修理費用を自分で出すことになってしまいます。

そうならないためにも、賃貸物件で水漏れが起きた際は自分でトイレ修理業者を呼ばずに、大家さんや管理会社への連絡を忘れずに行いましょう。

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適切な費用でトイレの水漏れを修理するために

適切な費用で水漏れを解決するためには、相見積もりが有効で、以下のようなメリットがあります。

  • ・どんな工事が必要なのかがわかる
  • ・工事にかかる費用が適切かがわかる
  • ・公式サイト上ではわからない、スタッフの対応の丁寧さなどを比較することができる

悪徳業者の中には不要な工事を行なうことで高額請求をしてくる業者や、通常よりも安い金額で見積もりを出しておき、あとから追加工事と称して請求をする業者もいます。

特にトイレ修理における悪徳業者の被害は年々増加しているため、特に注意が必要です。

手間や時間もかかりますが、できれば3社以上で相見積もりを行なうことで、相談した業者の中に悪質な業者が紛れていても見抜ける可能性がありますので、料金面での不安を払拭するだけではなく信頼できる業者を探すためにも、ぜひ試してください。

トイレ修理における悪徳業者の代表的な事例や対処方法などの詳細はこちらの記事でご紹介していますので参考にしてください。

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まとめ

トイレの水漏れが起こったら、まずは止水栓を閉めて原因を探してみてください。原因が特定でき、比較的簡単な部分の修理および部品交換であれば、ご自身で対応してみるのもよいでしょう。

しかし、トラブルの中にはうかつに自分で修理してしまうと、さらなるトラブルを招く恐れがあります。そのため、無理をせずに自分でできるトラブルか、専門業者に頼んだほうがいいトラブルかを見極めることが肝心です。

自宅のトイレが使えないというのはあまりに不便であり、ストレスのたまる状況です。いち早く安心安全に解決するためにも、困ったときはすぐに信頼できる専門業者に連絡・依頼することをおすすめします。

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