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TOTOウォシュレットが故障?チェックポイントと対処法|修理の依頼方法も解説

2025.04.11
2025.04.11
◆本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
TOTOのウォシュレット(温水洗浄便座)が突然動かなくなったり、水が出なくなったりすると驚いてしまいますよね。しかし、ウォシュレットが故障かな?と思ったら、まずは落ち着いて基本的なポイントを確認することが大切です。

本記事では、TOTOのウォシュレット故障時にまずチェックすべきポイントや応急処置の方法、症状別の対処法をわかりやすく解説します。また、修理を依頼できる業者の種類や費用相場、さらには修理か交換か判断する目安についても紹介します。

初心者の方にも丁寧に説明しますので、いざというときの参考にしてください。
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目次 
伊藤 直樹
監修者

水道設備業者 トイレ・洗面・キッチン設備主任

伊藤 直樹 (株式会社プログレス)

株式会社プログレス 入社平成24年3月  暮らしの中で必要なレスキューサービスを提供する株式会社プログレスにてトイレ・洗面・キッチン周りの設備主任を担当。水回り業務に8年従事し、累計3000件のトイレ・洗面・キッチン関連のトラブルを解決。多くのお客様に信頼される「トイレ・洗面・キッチン」のスペシャリスト。

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TOTOウォシュレットが故障した際のチェックポイント

ウォシュレットの調子が悪いと感じたら、すぐに壊れたと決めつけずに以下のポイントを確認しましょう。

故障かも?と思った際のチェックポイント
  • 電源が入っているか
  • 断水・凍結していないか
  • リモコンの電池が切れていないか

電気・水道・リモコンといった基本的な原因をチェックするだけで、問題が解決する場合もあります。まずは自分でできる範囲で原因を探ってみることが大切です。

電源が入っているか

最初に電源周りをチェックしましょう。ウォシュレットは電気で動く機械ですから、電源が供給されていなければ動きません。以下の点を確認します。

電源周りのチェックポイント
  • コンセントにプラグがきちんと差し込まれているか
  • 停電していないか
  • ブレーカーが落ちていないか
  • ウォシュレット本体のスイッチが「切」になっていないか

コンセントがプラグにきちんと差し込まれているか

ウォシュレットのコンセントがきちんとプラグに差し込まれているかを確認しましょう。

掃除の際などにプラグが抜けてしまうことがあります。実際、業者を呼んだら「コンセントが抜けていただけだった」というケースも意外と多いようです​。

まずはプラグが抜けていないか確認しましょう。

停電していないか

家全体が停電していないか確認します。

トイレ内だけでは分かりにくい場合、他の部屋の電灯がつくかやテレビなど他の電化製品が動くかをチェックしてください。

ブレーカーが落ちていないか

洗面所やトイレのコンセントは漏電ブレーカー(安全ブレーカー)が付いている場合があり、ブレーカーが落ちている場合、ウォシュレットにも通電しません。

ブレーカーがオフになっていないか分電盤も確認しましょう。

ウォシュレット本体のスイッチが「切」になっていないか

機種によっては本体にメインスイッチや省エネモードスイッチがあります。それらが「切」になっていないか確認します。

節電ランプが点灯している場合は節電モードで一時的に電源OFFになっている可能性もあります。

断水・凍結していないか

電源に問題がなければ、次に水の供給をチェックします。ウォシュレットは水道につながっているので、水が来ていないと洗浄水が出ません。以下を確認しましょう。

給水周りのチェックポイント
  • 断水していないか
  • 水道の元栓が閉まっていないか
  • 水道管やウォシュレット内部が凍結していないか
  • 給水フィルターが目詰まりを起こしていないか

断水していないか

家全体や地域で断水になっていないか確認します。

マンションの場合は貯水槽や受水槽からの給水トラブルで水が止まっている可能性もあるので、管理会社に問い合わせてもよいでしょう​。

水道の元栓が閉まっていないか

何らかの理由で水道の元栓(家全体の水の出入りを制御するバルブ)が閉まっていたり、トイレの個別元栓(止水栓)が閉まっていないか確認します。

水道の元栓の場所

工事や点検後に開け忘れている場合がありますので、元栓をチェックしましょう。

水道管やウォシュレット内部が凍結していないか

寒冷地や冬場では、給水管やウォシュレット内部の水が凍結して水が出なくなることがあります。寒い日であればこれが原因かもしれません。

凍結が疑われる場合は、トイレの室内を温めたり、ぬるま湯を浸した布で給水ホースや止水栓をゆっくり暖めてみてください​。

ただし、急激に熱湯をかけると配管を傷める恐れがあるため避けましょう。また、凍結による破損がないか(水漏れしていないか)も溶けた後に確認してください。

給水フィルターが目詰まりを起こしていないか

機種によってはウォシュレット本体の側面などに給水フィルターがあり、このフィルターが汚れで詰まると水が出にくくなることがあります​。

お使いの機種の取扱説明書を確認し、清掃方法が記載されていれば試してみましょう(一般的にはフィルターを取り外して水洗いします)。

ただし無理に外すと故障につながるので、自信がない場合は無理に行わなくても大丈夫です。

リモコンの電池が切れていないか

ウォシュレットの操作は壁付けのリモコンで行うタイプが多いです。このリモコンが動かないとウォシュレットも作動しません。意外と見落としがちなのがリモコンの電池切れです。

リモコン周りのチェックポイント
  • リモコンの表示やランプが点いているか
  • 電池はあるか
  • リモコン以外の操作はできるか
  • リモコンの信号が送信できているか

リモコンの表示やランプが点いているか

リモコンに液晶表示やランプが付いている場合、それが点いているか確認しましょう。

表示が薄くなっていたり消えている場合は電池切れの可能性大です。

電池はあるか

新しい電池に取り替えて動作するか試します。電池の向き(+と−)も正しくセットされているか確認しましょう。

リモコン以外の操作はできるか

機種によってはウォシュレット本体の横や便座横に操作ボタンが付いているものもあります。それらの直接操作でも動かないか試してみてください。

直接操作で動くのにリモコンでは動かない場合、リモコン自体の故障が考えられます。

リモコンの信号

赤外線リモコンの場合、本体の受光部が汚れていないか拭いてみましょう。リモコン送信部(先端)も汚れを拭き取ります。

最近の無線タイプの場合は一度電源を入れ直すと再接続されることもあります。

以上の基本チェックで原因が判明すれば、自分で対処してウォシュレットを復旧できる場合があります。

TOTOウォシュレット故障時の応急処置

上記のチェックをしても改善せず、本当にウォシュレットが故障してしまった可能性がある場合、すぐに修理や交換ができないこともあります。その際、被害を最小限に抑えるために取るべき応急処置を覚えておきましょう。

ウォシュレット故障時の応急処置
  • 止水栓を閉める
  • 電源プラグを抜く

止水栓を閉める

ウォシュレットから水漏れしている、異常動作で水が出っぱなしになる等のトラブルが起きた場合、まず最優先ですべきことは水を止めることです。

トイレにはウォシュレット用の止水栓という水の元栓があります。一般的にトイレの便器脇や下部に、マイナス(-)の溝がついたネジのような形で付いているのが止水栓です。

止水栓の場所

これをマイナスドライバーやコインなどで右方向(時計回り)にいっぱいまで回すと、水道からウォシュレットへの給水を止めることができます。

万一ウォシュレット内部で水漏れが起きていても、止水栓を閉めればそれ以上水が出てこない状態にできます。水浸しになるのを防ぐため、異常時には落ち着いて止水栓を閉めましょう。

タンクレスタイプのトイレでは、ウォシュレット用の止水栓とは別にトイレ全体の水を止める元栓が壁から出ていることがあります。ウォシュレットのみの水を止めたい場合はウォシュレット直結の止水栓を閉めましょう(取扱説明書に場所が記載されています)。もし場所が分からなければ、最悪トイレ全体の元栓を閉めてもOKです。

電源プラグを抜く

次に行うのが電源を切る(コンセントを抜く)ことです。

ウォシュレット本体の電源プラグがコンセントに差さったままだと、誤作動で急に動き出したり、電気系統の不具合が悪化したりするリスクがあります。特に焦げ臭いにおいや煙が出ているような場合は、感電に注意しながら速やかにプラグを抜いてください。

電源プラグを抜く際は、手が濡れていないことを確認し、コードではなくプラグ本体を持って引き抜きます(濡れた手で触れると感電の恐れがあります)。

また、止水栓を閉めてから電源を抜く順序にするのがおすすめです。先に電源を抜いてしまうと、機種によっては自動でノズル位置を戻す動作が働かず、水が漏れ続けるタイプもあるためです。

ウォシュレットの異常時は慌てずに、まず水と電気を遮断することが被害拡大防止につながります。この2点の応急処置をした後で、落ち着いて次の対策(修理の検討など)に移りましょう。

TOTOウォシュレットが故障した際の症状と対処法

ウォシュレットの故障と一口に言っても、その症状によって原因や対処法は異なります。ここでは代表的な症状別に、考えられる原因と対処法を解説します。ご自宅のウォシュレットの症状に当てはまるものがあれば、参考にしてみてください。

ウォシュレットが故障した際の症状
  • 水漏れ
  • ノズルの故障
  • 便座の動作不良
  • リモコンの故障

水漏れ

トイレの床が濡れている、ウォシュレット本体やノズル付近から水が滴っている、使用していないのに便器に水が漏れ出ている等の場合は水漏れが考えられます。ウォシュレットの水漏れ箇所は主に以下のような部分に分類できます。

水漏れ箇所
  • ノズルからの水漏れ
  • 給水ホース・分岐金具からの水漏れ
  • 給水フィルター付き水抜き栓からの水漏れ
  • ウォシュレット本体内部からの水漏れ

ノズルからの水漏れ

ノズル先端からポタポタと水が垂れる場合があります。

ただし、少量の水がちょろちょろ出ている程度なら、実は故障ではなくノズルのセルフクリーニング機能が働いている可能性があります。

使用後にノズルを清潔に保つため自動で水を流す機能があり、その水がしばらく滴ることがあります​。この場合は正常動作なので心配いりません。

明らかに大量の水が止まらない場合は故障です。自分で修理を行うことはできますが、精密な作業が必要になり、難易度は高いため業者に修理を依頼するのが良いでしょう。

給水ホース・分岐金具からの水漏れ

ウォシュレットに水を供給しているホースや、タンクとウォシュレットを繋ぐ分岐部分から水が漏れることがあります。

原因として多いのは接続部の緩みです。そのため、ホースと分岐金具のナットがゆるんでいないかチェックし、もし手で触れてグラグラするようであればモンキーレンチなどで増し締めしてみましょう。

締める際は力を入れすぎず、「少しきついかな」程度で止めるのがコツです。緩みが原因ならこれで水漏れが止まる可能性があります。

それでも直らない場合はパッキンが劣化しており、パッキンを交換することで水漏れが改善する可能性があります。

給水フィルター付き水抜き栓からの水漏れ

一部のウォシュレットには、内部の水を抜くための「水抜き栓(給水フィルター付)」が本体側面についており、この部分から水が漏れて床が濡れることもあります​。

考えられる原因は内部パッキンの劣化や緩みです。こちらも構造が分かれば自分で増し締めできますが、無理にいじると壊れる恐れがあるため、難しそうなら次項の業者依頼を検討しましょう。

ウォシュレット本体内部からの水漏れ

これが起きると厄介ですが、内部のタンクや配管が破損している可能性があります。

長年の使用でパッキンが劣化したり、凍結で内部パーツが割れてしまった場合などです。

この場合は個人で修理するのは困難なので、止水栓を閉めて水を止め、速やかに修理を依頼しましょう。

いずれの水漏れに関しても、水を止める応急処置(前述)が最優先、その上で漏れている箇所を特定します。自分で対処しても止まらない、あるいは本体内部からの漏れの場合は、無理に分解などせず専門の業者に修理を依頼することをおすすめします。

ノズルの故障

「おしり洗浄/ビデ洗浄のボタンを押してもノズルが出てこない」「ノズルは出てくるが水が出ない」「ノズルが途中で止まってしまう」など、ノズルからの洗浄水が正常に出ない状態の故障で、原因としては機械的なトラブルと水路の詰まりの2つが考えられます。

具体的な症状としては以下のようなものがあります。

ノズルの故障の症状
  • ノズルが出てこない
  • ノズルから水が出ない
  • 水が途中で止まる・弱い

ノズルが出てこない

ウォシュレットのノズルは使用後に格納されますが、ここに尿石や汚れが固着するとノズルが動かなくなることがあります。

長期間お手入れしていない場合は、ノズル周辺に汚れが固まっていないか確認しましょう。

ノズルから水が出ない

ノズル自体は伸びてくるのに水が噴射されない場合、給水経路のつまりが疑われます。

上述した給水フィルターが詰まっていたり、ノズル先端の噴出口に汚れや水垢が詰まっている可能性があります。

水が途中で止まる・弱い

洗浄中に水が止まってしまう場合や勢いが極端に弱い場合、電気系統の不具合(ポンプやバルブの制御異常)か、水圧不足が考えられます。

前者なら機械の故障、後者ならフィルター目詰まりや断水・凍結など前述の水供給問題の可能性もあります。

ノズルの故障の対処法としては、まずお手入れを行います。お手入れモード(ノズル掃除モード)がある機種はリモコン操作でノズルを出し、柔らかい布や歯ブラシで優しく汚れを除去します。ノズル先端の穴も、先端を傷つけないよう綿棒などでそっと掃除します。

給水フィルターの掃除も有効です。機種の説明書に従ってフィルターを取り外し、水道水で洗って詰まりを取ります。

また、ノズルが動かない場合は無理に引っ張らないようにしてください。内部のモーターが故障している可能性もあり、その場合はユーザーでの修理は難しいため、業者やメーカーに相談する必要があります。

便座の動作不良

「便座が暖かくならない(温度が上がらない)」「便座の蓋が自動で開閉しなくなった」「脱臭機能や乾燥機能が動かない」など、ウォシュレット便座の付随機能が正常に動作しない状態の故障で、原因としては電気系統やセンサーの不具合が考えられます。

具体的な症状としては以下のようなものがあります。

便座の動作不良の際の症状
  • 温度が上がらない
  • 自動開閉しない
  • その他機能(脱臭・乾燥など)の不良

温度が上がらない

便座の温度が上がらない場合、便座ヒーターや温水ヒーターが故障している可能性があります。まずは設定温度が「切」や最低になっていないかリモコン表示を確認しましょう。

省エネモードになっていると自動でOFFになる時間帯がある機種もあります。

設定上問題ないのに全く温まらない場合、ヒーターの断線や制御基板の故障が疑われます。

自動開閉しない

便座やフタが自動開閉しない場合、人感センサーやフタ開閉用のモーターが不調になっているか、センサー部分が汚れて反応しづらくなっている可能性があります。

センサー付近の汚れを拭き取ってみて、それでも動かない場合はセンサー故障かモーター故障です。

その他機能(脱臭・乾燥など)の不良

フィルターの目詰まり(脱臭フィルターが埃で詰まっている)や、ファンの故障などが考えられます。

この場合、フィルター清掃口があれば掃除してみてください。

このような便座の不具合の場合、設定ミスや汚れによるセンサー不良であれば、掃除やリセットで改善する場合があり、一度電源を入れ直す(コンセントを抜き差しする)と復旧することもあります。

それでも症状が続く場合、ヒーターや電子部品の交換が必要になるため修理依頼を検討しましょう。内部の電気部品の修理は一般の方には難しいため、安全のためメーカーや専門業者に任せるのが無難です。

リモコンの故障

リモコンのボタンを押しても反応しない、リモコンの表示が点滅・異常表示している、リモコンから異音がする等の症状が見られたら、リモコンの故障の可能性があります。

まずは前述の電池切れがないか確認しましょう。電池を替えてもダメなら、リモコン自体の不具合か、ウォシュレット本体の受信部の不具合が考えられます。

リモコンが壁掛け型の場合、落下などの衝撃で内部基板が壊れることもあり、また、トイレは湿度が高い空間なので長年使用しているとリモコン内部が劣化して接触不良を起こすこともあります。

トイレのリモコンが壊れる原因

まれにですが、電子機器ですので寿命による故障もありえます。

対処法としては、まずリモコンのリセットを試します。電池を新しいものに交換し直し、可能ならリモコンのリセットボタン(機種によっては穴状のリセットスイッチが裏面にある)を押します。

それでも反応しない場合、ウォシュレット本体側に手動操作ボタンがあればそちらで操作してみて、本体が動くか確認しましょう。

本体が動くならリモコンだけの問題ですので、リモコンの買い替えや修理を検討します。TOTOの場合、リモコンだけ取り寄せ・交換も可能な機種があります。

もし本体側にも操作部がなくリモコンが完全に使えない場合は、一旦コンセントを抜いて再接続し、本体を再起動させてみてください。これで通信が復旧することもわずかながらあります。

それでもダメなら、リモコンまたは本体受信部の故障ですのでメーカーまたは業者に相談しましょう。保証期間内であれば無償修理の可能性もあります。

TOTOウォシュレット故障時に修理を依頼できる業者

上記のチェックや対処を試みてもウォシュレットが正常に動かない場合、プロに修理を依頼する段階となり、大きく分けると以下の2つの業者が候補として挙げられます。

TOTOウォシュレットを修理してくれる業者
  • TOTOメンテナンス
  • 水道修理業者

TOTOメンテナンス

TOTOウォシュレットの製造元であるTOTO株式会社には、グループ会社としてTOTOメンテナンス株式会社があり、ここがメーカー公式の修理受付窓口です。

TOTOメンテナンスに依頼するメリットは以下のような点です。

TOTOメンテナンスに依頼するメリット
  • 純正部品と確かな技術: 製品を知り尽くしたメーカー直系のサービスマンが対応します。純正の交換部品を使って修理してもらえるので安心感があります。
  • 一定の料金体系: メーカー公式のため、大まかな修理料金の目安が決まっています(内容によって変動しますが、後述の費用相場を参考にしてください)。事前に相談すれば見積もりも出してもらえます。保証期間内であれば無償または安価で修理できる場合もあります。

ただし、注意点として修理受付は基本的に営業時間内であるため深夜や早朝には対応していません。また依頼が混み合っていると訪問までに日数がかかることもあり、急いで直したい緊急の場合にはやや不向きかもしれません。

依頼方法は、TOTOメンテナンスの修理受付センターに電話するか、Webサイトの修理受付フォームから連絡する形になります。ウォシュレットの品番や症状を伝えると訪問日程を調整してくれますので公式サイトで対応地域や受付時間を確認してみましょう。

水道修理業者

メーカー以外にも、トイレや水回り専門の水道修理業者にウォシュレットの修理を依頼することができます。

代表的な業者として、クラシアンやイースマイルといった全国対応の水道業者があります。こうした業者に依頼するメリットは以下の点です。

水道業者に依頼するメリット
  • 24時間365日対応&迅速な駆けつけ:24時間年中無休で受付対応を行なっており、深夜や早朝でも電話一本で駆けつけてくれる業者もいます。
  • 水道局指定工事店の安心感: 多くの信頼できる水道修理業者は、地方自治体の水道局から指定工事店として認定されています。
  • 柔軟なサービス: 水回り全般のプロなので、ウォシュレットだけでなくトイレタンクや配管など関連するトラブルにも対処してもらえます。例えば「ウォシュレット本体を新しいものに交換したい」という場合でも取り付け工事まで一貫してお願いできます。
  • 費用面: 出張料・見積もりが無料の業者も多く、料金体系も明確です。もちろん修理内容によって部品代などは追加されますが、事前に見積もりを確認して納得してから依頼できるのはメリットです。

ただし、水道修理業者は数多く存在するため、中には不透明な料金を請求する悪質な業者もいます。後述の「業者の選び方」のポイントを参考に、信頼できる業者を選ぶことが大事です。

また、メーカー公式ではないため純正部品でない互換部品で対応される場合もありますが、基本的な機能には問題なく修理してくれるでしょう。

TOTOウォシュレット修理にかかる費用相場

ウォシュレットの修理費用は、故障箇所や内容によって変動しますが概ね15,000~30,000円程度が相場と言われています​。

これは、出張費や技術料、部品代を合わせた総額の目安です。簡単なトラブルで部品交換が不要な場合は1万円前後で収まることもありますが、高度な部品交換が必要な場合は3万円以上になるケースもあります。

費用の具体例
  • リモコン故障でリモコンユニット交換: 約15,000~20,000円程度(部品代込み)
  • 便座ヒーターの故障で便座パーツ交換: 約17,000~35,000円程度​(機種により異なる)
  • 給水バルブやノズルの機械部品交換: 約14,000~25,000円程度
  • 基板やポンプの故障(電気系統): 20,000~30,000円程度(場合によってはそれ以上)

もちろん、実際の費用は症状や依頼先によって異なり、TOTOメンテナンス(公式)の場合、出張基本料金+技術料+部品代という形で比較的明朗ですが、距離や時間帯によって割増がつくこともありません。

一方、水道修理業者の場合は業者ごとに料金体系が異なります。例えば「出張費無料・作業料◯◯円+部品代実費」や、「一律パック料金◯◯円(軽作業含む)+追加部品代」といったパターンがあります。

いずれにせよ、依頼する前に見積もりを出してもらい、費用の内訳を確認することが重要です。

TOTOウォシュレット故障時に修理を依頼する業者の選び方

ウォシュレットの修理をお願いする業者を選ぶ際には、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。適切な業者選びは、安心・納得の修理につながります。以下に、業者選定のコツをまとめました。

業者を選ぶポイント
  • 水道局指定の業者か確認する
  • 24時間対応・即日対応の可否
  • 料金体系の明朗さ
  • 保証やアフターサービス
  • 口コミや評判

水道局指定の業者か確認する

水道修理業者が地域の水道局に認められた水道局指定業者かを確認しましょう。

地域の水道局指定工事店であれば、一定の基準を満たした信頼できる業者と言えます。

水道局指定工事店の条件

指定業者は水回り工事の資格や実績が認められているため、初めて依頼する場合も安心感がありますので、公式サイトや問い合わせ時に確認してみましょう。

24時間対応・即日対応の可否

深夜や休日にトラブルが起きている場合は、24時間受付や緊急駆けつけサービスのある業者が助かります。

逆に日時の都合がつくなら営業時間に制限がある業者でも問題ありません。自身の状況に合わせて選択しましょう。

料金体系の明朗さ

見積もりをとったときに、作業内容と費用内訳をきちんと説明してくれる業者を選びましょう。

「作業してみないと料金がわからない」と濁すところや、極端に安い見積もりを出してくるところには注意が必要です。後から高額請求してくる悪徳業者も存在するためです。

保証やアフターサービス

修理後の部品保証や、再発時の対応方針などを確認するとより安心です。

プロとはいえ、人間ですのでミスをすることもあり、修理後でもすぐに不具合が起きてしまう可能性もあります。

そういったときのために、ちゃんと保証書を発行してくれるか、領収書をくれるかなども信頼度の目安になります。

口コミや評判

ネット上の口コミや知人の紹介などで評判を調べるのも有効です。

ただし、ネット上の口コミの中には、自作自演の投稿がある場合もあります。そのため、口コミだけに頼らず上記の客観的なポイントも重視してください。

マイナビニュース水まわりのレスキューガイドでは信頼できる水道修理業者を地域別にまとめたページもご用意しています。初めてでどの業者を選べば良いか迷う場合は、ぜひそちらも参考にしてください。

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修理と交換の判断基準

ウォシュレットが故障した際に悩むのが、「修理して使い続けるか、いっそのこと新品に交換するか」という判断です。修理 vs 交換の判断基準として、以下のポイントを考慮しましょう。

修理か交換かを判断するためのチェックポイント
  • 使用年数(寿命)
  • 修理費用と新品価格の比較
  • 故障の頻度
  • 機能面の不満

使用年数(寿命)

一般にウォシュレットの寿命は7~10年程度と言われています​。

10年を過ぎるとメーカーも部品供給を終了することが多く、修理自体ができなくなるケースもあります。

お使いのウォシュレットがかなり古い場合、たとえ直ってもまた別の箇所が故障する可能性も高いため、交換を検討するタイミングかもしれません。

修理費用と新品価格の比較

修理費用の相場と、新しくウォシュレットを購入する費用を比較してください。

例えば修理に3万円かかる見込みだが、新品の同等グレードが4万円で買えるのであれば、今後の安心を買う意味でも交換したほうが得策かもしれません。

逆に修理1万円程度で済むなら直したほうが経済的でしょう。

故障の頻度

ここ1~2年で何度も不具合や故障が起きている場合、製品寿命が近い可能性があります。

修理を繰り返すより交換した方がトータルで安く、精神的にも安心できることがあります。

機能面の不満

古い機種をお使いで「もう少し新しい機能が欲しい」と感じているなら、この機会に交換するのも良いでしょう。

最新のウォシュレットは節電・清潔機能が向上していたり、スマート機能搭載モデルも出ています。

交換する場合は、TOTO製の最新モデルを検討したり、他メーカーの製品も選択肢に入れることになります。実際に新しいウォシュレットを体験してみたいという方は、一度TOTOのショールームに足を運んでみるのもおすすめです。

TOTOショールームでは最新の住宅設備を実物で試すことができ、ウォシュレットの機能比較もできます。

当サイトでも「TOTOショールーム体験レポート」という記事で詳しく紹介していますので、興味のある方は参考にしてください。

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~修理か交換か迷ったら~
業者やメーカーに相談して見積もりを取った上で、「修理の場合○万円、交換の場合○万円」という情報を得て判断するのが確実です。信頼できる業者であれば、「この状態なら交換した方がいいですよ」など率直にアドバイスしてくれることもあります。

自分で対応できない場合は無理せずプロに相談を

TOTOのウォシュレットの故障は基本のチェックをすることで、意外と簡単に直ってしまうケース(コンセントの抜けや電池切れなど)もあります。また、異常発生時には落ち着いて水と電気を遮断する応急処置を行いましょう。それだけで被害が広がるのを防ぐことができます。

その上で、自分で対処できない故障は無理せずプロに修理を依頼しましょう。TOTO公式の修理サービスや信頼できる水道修理業者が力になってくれます。

費用相場を把握し、怪しい業者に引っかからないように適切に選ぶことも大切です。困ったときは当サイトの「地域別おすすめ修理業者」も参考にしてください。

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