仕事やプライベートでノートPCがほしいけれど、最近の製品は必要以上にスペックが高すぎでコスパが微妙。ビジネス文書の作成や動画視聴ができれば十分なんだけど……。そんな人におすすめしたいのが、マウスコンピューターの「mouse A4-A3A01SR-A(Sモードモデル)」だ。

WordやExcelなどのOfficeアプリが1年間使える「Microsoft 365 Personal 1年版」が付属しながら、Windows 11の「Sモード」を採用することで59,800円(税込)というリーズナブルな価格を実現しているのが大きな特徴。ここでは、Sモードのメリットや通常版のWindows 11との違いなどを解説しながら、同製品の特徴を詳しく紹介していこう。

人気の14型モバイルノートPCがベース

「mouse A4」シリーズとは?

14型フルHD液晶ディスプレイを搭載しながら、約1.48kgという持ち運びやすい質量を実現したモバイルノートPCだ。廉価ながら性能に優れるAMD Ryzen 3 3250Uプロセッサーを採用することで、動画視聴や文書作成などの普段使いに十分なパフォーマンスと10万円を大幅に下回る手頃な価格を両立。

ラインナップのうちOSに通常のWindows 11 Home 64ビットを採用した「mouse A4-A3A01SR-A(Sモードモデル)」は、直販サイトで69,800円(税込)~という価格で販売されており、コスパの良さで売れ筋製品となっている。

今回紹介する「mouse A4-A3A01SR-A(Sモードモデル)」は、そのベースモデルと同じハードウェア構成でありながら、販売価格はさらに安く59,800円(税込)。しかも“Microsoft 365 Personal 1年版が付属する”というから驚きだ。

ベースモデルとの違いは、OSにWindows 11 Sモードを採用している点。Sモードというのは、セキュリティとパフォーマンスに特化してWindows 11を安全・快適に使用できるようにしたバージョンのことで、一定の仕様条件を満たしたPCのみに搭載できる。

―――というと、「普通のWindowsアプリは使えないのでは?」と思ってしまうが、心配ご無用。詳しく説明しよう。

Windows 11のSモードとは?

Sモードが通常版のWindows 11と異なる点は、下記2点だ。

  • アプリのインストールがMicrosoft Store経由に限られる
  • 既定のWebブラウザがOS標準のMicrosoft Edgeに、既定の検索エンジンがBingに限定される

通常、デベロッパーが開発したアプリをMicrosoft Storeに登録するには、マイクロソフトによる審査に通る必要がある。

そのためSモードでは、提供元が不明なアプリやマルウェアが仕込まれた危険なアプリを間違ってインストールしてしまうようなリスクを減らすことができる。また動作が不安定なアプリや信頼性に劣るアプリをインストールすることでシステム全体の安全性やパフォーマンスを低下させる心配も少なくなる。

最近は多くのアプリがMicrosoft Store経由で入手できるため、一般的な使い方で「ほしいアプリがStoreにない」といった不便さを感じることはあまりないはずだ。

注意が必要となるのは、セキュリティ対策ソフトを使用する場合。現状、Microsoft Storeで販売されているサードパーティ製のセキュリティ対策ソフトはSモードに対応していないため、必然的にOS標準のWindows Defenderを使用することになる。もっともSモードの場合は素の状態でも安全性が高いのでWindows Defenderだけでもあまり困ることはないと思われる。

また周辺機器の中には、稀に互換性がないため正常に動作しなくなったり、機能が制限されることがある。プリンタやキーボード、マウス、Webカメラなどの一般的な機器は、ほとんどが問題なく動作すると思われるが(※詳しくはマイクロソフトの公式サイト参照)、気になる場合はメーカーの製品ページやサポートに確認を取った方がいいだろう。

ちなみに、既定のWebブラウザ(デフォルトブラウザ)はMicrosoft Edgeに限定されるが、他のアプリでURLをクリックした際などに立ち上がるブラウザをEdge以外に設定できないだけで、Microsoft Storeで配信されているブラウザをインストールして使用することは可能だ。

またブラウザでGoogleなどの検索サイトにアクセスすれば、Bing以外の検索エンジンを使用することもできる。

セキュリティ対策やアプリの相性などに神経を使わなくても安心して使えるという意味で、Sモードのメリットは大きいが、使っているうちにどうしても通常のWindows 11でしか利用できないアプリをインストールしたいということも出てくるだろう。

その場合は、Sモードを手動で解除して通常のバージョンに変更できる。解除後はMicrosoft Storeの縛りなく、サードパーティ製アプリをインストールして使用することが可能。なお、通常OSへの切り替えに際して別途料金は必要ないが、一度Sモードを解除してしまうと再びSモードに戻すことはできなくなるので注意が必要だ。

「mouse A4-A3A01SR-A(Sモードモデル)」ならではのメリット

ここまで見てきたように、Windows 11のSモードは、下記の特徴がある。

  • セキュリティやパフォーマンスに配慮されているため、比較的性能が低いPCでもOSやアプリの動作が快適
  • マルウェアなどの危険なアプリを間違ってインストールしてしまうリスクを減らせる
  • 手動で通常のWindows 11に切り替えることが可能

またSモード搭載PCは、通常のWindows 11を搭載したPCに比べて制限があるぶん、低価格で販売されることが多い。「mouse A4-A3A01SR-A(Sモードモデル)」の場合もそのひとつ。通常OSを採用した同じハードウェア構成の「mouse A4-A3A01SR-A」よりも1万円安いだけでなく、Microsoft 365 Personal 1年版が付属しておりコスパは抜群。ビジネス用途にも使いたいと考えている人にとっては大きな魅力だ。

Microsoft 365 Personalは、ビジネスシーンに必須と言っても過言ではないWordやExcel、PowerPoint、Outlook、Teamsなどの機能と、最大1TBのクラウドストレージ「OneDrive」が利用できるサブスクリプションサービス。

企画書や表、グラフを作成したり、同僚とリアルタイムで共同作業したりといったことが簡単に行える。またOneDriveにファイルや写真、動画などを保存しておけば、PCだけでなくスマートフォンやタブレットなどのネットに接続できるデバイスからも手軽にアクセスしてデータを活用できる。

サブスクが有効な期間中なら、アプリがバージョンアップした際も追加料金なしで最新版を利用できるのも嬉しいポイントだ。

基本性能が充実したSモードモデルを活用してみよう!

ここまで「mouse A4-A3A01SR-A(Sモードモデル)」が採用するSモードや、製品に付属するMicrosoft 365 Personalについて詳しく説明してきたが、その基本性能自体も高いレベルにある。

搭載されているプロセッサーはAMD Ryzen 3 3250Uで、描画性能に優れたRadeon Vega 3グラフィックスを内蔵しており、Web閲覧や文書作成、オンライン会議のような一般的な用途はもちろん、4K動画の視聴やストリーミングの動画再生なども快適に楽しむことができる。

ディスプレイはフルHD(1,920×1,080)解像度の14型ノングレア液晶パネルを採用しており、映り込みが少ないため明るい場所でも画面表示が見やすいのが特徴。ディスプレイ上部には100万画素のWebカメラとデュアルアレイマイクを内蔵しており、テレワークやビデオ通話などで活用することができる。コンパクトな本体ながらキーピッチが19.1mmのフルサイズのキーボードを搭載しており、快適に文字入力できるのも評価できる部分だ。

メモリは8GBで、ストレージは128GBのSSDを搭載する。SSDはNVMeに対応しており、データの伝送速度が高速なため、OSやアプリの起動なども待たされず、快適に使用することができる。

インターフェースも充実しており、本体左側面にセキュリティスロット、LAN、microSDメモリーカードリーダー、USB 3.0 Type-A、ヘッドセット端子を、本体右側面にUSB 3.0 Type-C、USB 3.0 Type-A、HDMI、電源端子を装備している。通信機能は有線LAN以外に、Wi-Fi 6とBluetooth 5に対応する。

バッテリーは49Whと大容量で、最大約9時間の駆動時間を実現。出先で使う場合でも電池持ちをあまり心配することなく作業に没入できるのがありがたい。

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これだけの性能を搭載し、Microsoft 365 Personal 1年版が付属しながら、Sモードの採用により6万円を切る価格を実現しているのは「mouse A4-A3A01SR-A(Sモードモデル)」の大きな魅力。そこそこの性能でいいからできるだけ安価なノートPCがほしいという人や、文書作成や動画視聴、Web閲覧などのカジュアルな用途で快適に使えるノートPCを探している人には、ぜひ注目してほしい製品だ。

[PR]提供:マウスコンピューター