マウスコンピューターからWindows 11搭載ゲーミングノートPC「G-Tune E5-165J」が登場した。厚み20.6mm、重量約1.73kgという薄型軽量ボディに、165Hzの高リフレッシュレート液晶ディスプレイや8コア16スレッドの高性能CPU、最新世代のグラフィックスを搭載しており、FPSやTPSなどで“勝ち”にこだわったプレイを楽しめるのが特徴。また、日本eスポーツ連合(JeSU)からも公認されている本製品。今回、その実機を試すことができたので、製品の外観や使用感、パフォーマンスなどを紹介していこう。

  • マウスコンピューターのゲーミングノートPC「G-Tune E5-165J」

マグネシウム合金の採用で薄型軽量と高剛性を両立

ゲーミングノートPCというと、高性能な反面、大きくてゴツいイメージがあるが、ここ最近は内部パーツの省電力化などもあって薄型軽量化が進んでいる。なかには、ミドルレンジ以上のグラフィックスを搭載しながら2kg以下という重量の製品も。

そうした薄型軽量ゲーミングノートPCのなかでも、eスポーツユーザーを中心に注目を集めているのがマウスコンピューターの「G-Tune E5-165J」だ。本体素材に軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金を採用し、15.6型の高リフレッシュレート液晶ディスプレイや高性能CPU、dGPUを搭載しながら、厚み20.6mm、重量約1.73kgというボディを実現しているのが特徴。

  • フットプリントは幅が355.5mm、奥行きが236.7mmと、狭い机にも置きやすいサイズ

  • 直線を基調としたシンプルで洗練されたデザインのため、日常用途やビジネス用途でも使いやすそうだ

さらに注目したいのは、同製品は日本eスポーツ連合(JeSU)公認のゲーミングPCとなっていること。公認を受けるためには、プレイヤーと大会運営の2つの視点で7ゲームタイトルごとにFPS値を計測し、予め設定されたレギュレーションをクリアしていないといけないため、快適なゲーム体験を得られるという証ともいえる。

実際に製品を手に取ってみると、一般的な15.6型のホームノートPCと比べても、本体が軽く持ち運びやすいのがわかる。ナローベゼルの採用で本体幅が355.5mm、奥行きが236.7mmに抑えられており、奥行きの狭いカウンターテーブルやサイドテーブルなどにも置きやすく、場所を選ばず使用できる。これなら、イベント会場や友達の家に持ち込んでも置き場所で困ることはなさそうだ。

本体カラーは天板や側面、キーボード面などが濃いめのグレーで、底面がブラックになっている。ゲーミングPCというとSFっぽい先進的なデザインを採用した製品も少なくないが、本製品は直線を基調としたシンプルなフォルムのため、日常用途やビジネスシーンなどでも違和感なく使えそうだ。

インタフェースは、本体左側面にUSB 3.1(Type-A)、マイク入力端子、ヘッドホン出力端子、セキュリティスロットが、本体右側面にはカードリーダー、USB 3.0(Type-A)×2が搭載されている。また本体背面には電源コネクタのほかThunderbolt 4(Type-C)、HDMI、LAN端子も装備。このうちThunderbolt 4端子はDisplayPort Alt Modeに対応しており、外部ディスプレイへの映像出力も行える。

  • 本体左側面にUSB 3.1(Type-A)、マイク入力端子、ヘッドホン出力端子、セキュリティスロットが搭載されている

  • 本体右側面にカードリーダー、USB 3.0(Type-A)×2が搭載されている

このほか、ディスプレイ上部ベゼルには有効画素数100万画素のWindows Hello対応Webカメラとマイクも内蔵されている。通信機能は有線LANのほか、Wi-Fi 6(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n※最大2.4Gbps)とBluetooth 5にも対応している。

  • 本体背面には電源コネクタのほかThunderbolt 4(Type-C)、HDMI、LAN端子が搭載されている

レビュー商品の詳細はコチラ