ビジネス文書の作成やオンライン会議、日常の調べ物などにパソコンは必要不可欠なアイテム。春からの新生活に備えて購入や買い替えを検討し始めているという人は少なくないだろう。しかし高性能なパソコンは価格も高め。「手頃で性能のいい製品」を選ぶのに苦労してしまうのが現状だ。
ここでは「自分に合った性能のノートPCを手に入れたい!」という人に向けて、10万円前後で購入できて性能やデザインもお値段以上の“コスパ最高”なパソコンを2機種紹介していこう。「ちょうど探していた!」という人は、ぜひ参考にしてみてほしい。
洗練されたボディに仕事や新生活で使いやすい機能が満載!
ビジネスパーソンにおすすめの「THIRDWAVE F-14TG SAKURA」
一般的な使い方はもちろん、ちょっとしたクリエイティブ用途までこなせる性能を持ちながら99,980円という10万円を切る価格で販売されているのが「THIRDWAVE(サードウェーブ) F-14TG SAKURA」。デザインやカラーもお洒落なうえに、コスパのよさが魅力のひとつになっている。
製品を手に取って最初に印象に残るのが、その洗練されたデザイン。天板にはサードウェーブが「トリニティ・ストライプ」と名付けている、折り合わせたように3方向に向いたヘアラインが広がっており、ラッピングの斜め包みのようなエレガントなパターンが浮き上がって見える。しかも光の当たる角度によって反射の仕方が変わり、キラキラ表情を変えて目を楽しませてくれる。
モデル名にある「SAKURA」からも分かるように、ボディカラーは桜の花を思わせるピンク色が採用されている。ピンクといっても淡くて優しい雰囲気のため、プライベートだけでなくビジネスシーンでも違和感なく使用できそう。まさに新生活にふさわしいフレッシュなカラーだ。サードウェーブでは、ピンクだから女性……というイメージにとらわれず、あらゆる年代、性別の方にもっていただきたいと考えている。
14.0型フルHD液晶ディスプレイを搭載しながら、スリムベゼルの採用などで本体サイズが323.5(幅)× 219.5(奥行き) ×18.9(高さ) mm、重量約1.5kgに抑えられており、バッグに入れて持ち運びやすいのもポイント。バッテリー駆動時間も約9.4時間と長いため、コンセントが近くにない場所や出先でも安心して作業に没入することができる。
液晶はノングレア(非光沢)タイプで、映り込みが少ないため日中の屋外や窓際などの明るい場所でも画面が見やすく目に優しい。また最大180度まで開くことができるので、対面での打ち合わせの際に向かい合った人と画面を共有しやすいのも◎。視野角が広いためディスプレイを最大限に開いた状態でも表示内容をしっかりと確認することが可能だ。
こうした使いやすさに対するこだわりはキーボードにも見ることができる。キーピッチはたっぷり19mmあり、キーストロークも十分確保されているため、打ち心地はかなりよく長時間タイピングしても手首や指が疲れにくい。バックライトが内蔵されていて、暗所で各キーを判別しやすいのも嬉しい配慮だ。
天板と同じSAKURAカラーで揃えられたタッチパッドは、操作スペースが広くてカーソルの移動やジェスチャーがしやすいのが特徴。タッチパッド左上にはWindows Hello対応の指紋センサーも内蔵しており、事前に設定しておけば指で触れるだけでログインできてとても便利だ。
実際に仕事やプライベートで使う際に気になる性能もハイレベル。4コア8スレッドのインテルの第11世代Core i5-1135G7プロセッサーと、描画処理性能の高いIntel Iris Xeグラフィックスを採用し、512GBのNVMe SSDと16GBのメモリを搭載しているため、容量の大きいアプリもサクサク動く。WebブラウジングやOffice文書の作成はもちろん、AdobeのLightroomでRAW画像を現像したり、Photoshopで写真編集したりするような場合も処理速度に不満はない。これなら写真や図版入りの文書も動作のもたつきを感じず、快適に作成できそうだ。
そこで、PCの総合的なパフォーマンスをチェックできるベンチマークテスト「PCMARK10」を実行してみたところ、次のような結果になった。
PCMARK 10 ベンチマーク結果 | |
総合スコア | 4874 |
Essentials | 9468 |
Productivity | 6534 |
Digital Content Creation | 5081 |
快適に動作する目安は、基本性能を示すEssentialsが4100以上、ビジネス系アプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500以上、クリエイティブ系アプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが3450以上となっているが、本製品はいずれも上回っている。この結果を見ても、ビジネス用途を中心に、日常的な用途から写真編集などのクリエイティブ用途まで多くのシーンで余裕を持って使用できることがわかる。
このほか、薄型ノートPCとしてはインタフェースが充実しているのも評価できるところ。本体左側面にはHDMI、USB 3.2 Gen2(Type-A)、Thunderbolt 4(USB Type-C、USB Power Delivery/DisplayPort Alt Mode対応)×2、Webカメラ+マイクOn/Offスイッチが、本体右側面にはMicroSDカードリーダー、マイク入力・ヘッドフォン出力共用端子、USB 2.0、USB 3.2 Gen1(Type-A)、ケンジントンロックなどのポートが搭載されている。
このうちThunderbolt 4ポートはUSB Power DeliveryとDisplayPort Alt Mode映像出力に対応しており、周辺機器をつないで利用するのはもちろん、市販のUSB充電器やモバイルバッテリーで本体に給電したり、外部ディスプレイに映像を出力したりすることもできる。
これだけ豊富な機能を搭載していながら10万円を切る価格で販売されており、コストパフォーマンスは“抜群”といっても過言ではない。調べ物や文書作成などの一般的な用途を快適に行える“文具”のようなPCを探しているビジネスパーソンには、まさにピッタリの製品だといえるだろう。
高性能&薄型軽量でメインとしてもサブ機としても使いやすい!
クリエイティブ作業をする人におすすめの「raytrek X4-T Rose Gold」
写真や動画の編集、Webデザイン、イラスト制作など、クリエイティブ用途に使用するPCとしておすすめなのがクリエイター向けモデル「raytrek(レイトレック) X4-T Rose Gold」。大きく見やすい14.0型フルHD液晶ディスプレイや高性能プロセッサーなどを搭載しているにもかかわらず薄型軽量に仕上がっており、メインマシンとしてはもちろん、出先で作業したいときに持ち出すサブ機としても使いやすいのが特徴になっている。
とくに注目したいのが液晶パネルの色域(色の再現範囲)の広さ。国際的な標準規格であるsRGBを約99%カバーしており、パソコンで扱う写真や動画などのコンテンツの色を高精度に再現することができる。画面で確認した色と最終成果物の色が違うなどのトラブルを極力減らせるため、色に正確さが求められる編集作業にはありがたい性能だ。
複雑な画像加工や動画編集などには処理性能も重要だが、本機はノートPC向けCPUの中でも上級モデルとなるCore i7-1165G7プロセッサーと、統合型GPUとしてはパワフルなIntel Iris Xeグラフィックスを搭載している。ストレージも高速なNVMe SSDで容量は512GBと大きめ。メモリも標準で16GB搭載している。そのため、Photoshopのフィルター加工やPremiere Proの動画エンコードなどの重い処理も、比較的待たされることなく高速に実行することが可能だ。
実際にどのくらいのパフォーマンスがあるかをチェックするため、ベンチマークテスト「PCMARK10」を使って計測してみたところ、次のような結果になった。
PCMARK 10 ベンチマーク結果 | |
総合スコア | 5168 |
Essentials | 9734 |
Productivity | 7050 |
Digital Content Creation | 5460 |
このうち、写真編集や動画編集などのクリエイティブ系アプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationのスコアが5460となっており、快適さの目安となる3450を大きく上回っている。これを見ても、本製品が写真・動画編集やWebデザインなどのクリエイティブ用途に適した性能を持っていることがわかる。
なお持ち運びの際に気になるバッテリー駆動時間はJEITA 2.0基準で約11時間。写真や動画を撮影しながらその場でデータを取り込んで確認や調整を行なったり、打ち合わせをしながらWebデザインの修正をサクッと行ったりするには十分な長さだ。ACアダプタを家やオフィスに置き忘れてしまった場合でも、出先でバッテリー残量をあまり気にすることなく作業に集中することができる。
このほかインタフェースも充実しており、本体左側面にはHDMI、USB 3.2 Gen2(Type-A)、Thunderbolt 4(USB Type-C、USB Power Delivery/DisplayPort Alt Mode対応)×2、Webカメラ+マイクOn/Offスイッチが、本体右側面にはMicroSDカードリーダー、マイク入力・ヘッドフォン出力共用端子、USB 2.0、USB 3.2 Gen1(Type-A)、ケンジントンロックなどのポートが搭載されている。変換アダプタなしで直接さまざまな周辺機器をつないで使うことができるのは心強い。
これだけ高機能なのに本体にゴツさを感じさせないのも魅力的なポイント。3方向に広がるヘアラインがあしらわれた天板や、ダイヤモンドエッジ加工が施された本体先端部分、華やかさと上品さを併せ持つローズゴールドの本体カラー、暗所でもキーの区別がしやすいバックライト内蔵キーボードなど、細かい部分にまでこだわりが感じられるデザインで持つ喜びを味わうことができる。
しかも価格が119,980円と12万円台に収まっており、コストパフォーマンスも抜群。写真編集やWebデザインなどの色に正確さが求められる作業が多いクリエイターのメインマシンとして、また出先で撮影や編集作業をする機会が多いフォトグラファーやデザイナーの持ち運び用マシンとしておすすめできる製品だ。
性能もデザインもお値段以上で新生活のお供にピッタリ
BTOパソコンやPC専門店「ドスパラ」などで知られるサードウェーブが販売する「THIRDWAVE F-14TG SAKURA」および「raytrek X4-T Rose Gold」。いずれも個性的で美しいデザインの筐体に高性能なプロセッサーやストレージを搭載しており、まさに“お値段以上”という言葉がふさわしい製品。新生活を迎えるにあたって新しいPCを探している人には、とくにおすすめしたい良コスパPCだ。
・ビジネスパーソンには「THIRDWAVE F-14TG SAKURA Windows 11 搭載」がおすすめ!
・クリエイティブ作業をする人には「raytrek X4-T Rose Gold Windows 11 搭載」がおすすめ!
[PR]提供:サードウェーブ