ベンチマークで性能をチェック

ここで「DAIV 5N」のPC性能をベンチマークで見ておこう。まずCPU性能を「CINEBENCH R23」のスコアで確認した。

  • 「CINEBENCH R23」のスコア

マルチスレッド性能では1万ポイント台を記録している。「CINEBENCH R23」のスコアからはノートPCであっても高いCPU性能を実現していることがわかる。マルチコアスコアは10873pts、シングルコアスコアは1507ptsだ。

続いてよく比較に用いられるクロスプラットフォームベンチマークで、「Geekbench 5」を見てみよう。こちらはシングルコアスコアで1542、マルチコアスコアで7522だった。また、GPUについては特にクリエイティブ・アプリケーションで重要なCUDAおよびOpenCLを計測した。CUDAスコアは106962、OpenCLは104352といったスコアだ。

  • 「Geekbench 5」の各スコア

アプリケーション性能は「PCMark 10」のスコアを紹介しよう。Overallは6697ポイントだ。各シナリオもおおむね9000ポイント前後でバランスがよく、高性能であることがわかる。

  • 「PCMark 10(Standard)」のスコア

GPU性能の目安ということで「3DMark」のスコアも示しておこう。Fire Strike、Time Spyという代表的なシナリオのスコアは、それぞれ18804、8230だ。ミドルレンジクラスのGPUだけあって、重量級3Dゲームタイトルでも中~高画質設定でプレイできる、十分なスコアが得られている。これなら比較的軽量なゲームタイトルであれば、最高画質かつ高いフレームレートを維持できるだろう。

  • 「3DMark」のスコア。Fire Strike(左)とTime Spy(右)

  • 「Tom Clancy's Ghost Recon Wildlands」の画質設定:非常に高い時のフレームレート。1920×1080ドット時(左)と2560×1440ドット時(右)

  • 「World of Tanks enCore RT」のスコア。画質:超高時でも素晴らしい結果という評価だ

また、「Blender Benchmark」は以下のとおりだ。

  • 「Blender Benchmark 2.0.4」のスコア