マウスコンピューターはミニタワー型のゲーミングデスクトップPC「G-Tune EM-Z-6600XT」を9月21日に発表、同日より販売を開始した。本製品は「Core i7-10700KF」と「Radeon RX 6600 XT」を組み合わせたゲーミングデスクトップPC。最新3Dゲームを、フルHD解像度でハイフレームレート駆動させられるマシンとして仕上げられている。今回本製品の実機を借用したので、外観、インタフェースの使い勝手、メンテナンス性、パフォーマンスなどについて細かくチェックしていこう。

  • マウスコンピューター「G-Tune EM-Z-6600XT」186,780円(税込)~

  • CPUに第10世代(Comet Lake)の「Core i7-10700KF」を搭載

  • パッケージには本体以外に、電源ケーブル、説明書類が同梱。Windows 10 Home 64ビットのDSP版メディアも付属する

「Core i7-10700KF」&「Radeon RX 6600 XT」を組み合わせたゲーミングPC

G-Tune EM-Z-6600XT」はOSに「Windows 10 Home 64ビット」、CPUに「Intel Core i7-10700KFプロセッサー」(8コア16スレッド、3.80~5.10GHz)、グラフィックスボードに「AMD Radeon RX 6600 XT」(GDDR6 8GB)を採用。メモリは16GB(DDR4-3200 DIMM、8GB×2、最大64GB)、ストレージは512GB(PCIe Gen3 x4)を搭載している。本体前面にUSB、HDMIヘッドフォンのポートがあるので、取り回しやしやすく便利だと感じた。

  • 本体前面。オプションで光学ドライブを装着可能

  • 本体背面。上部のHDMI端子をグラフィックスボードに挿せば、前面上部のHDMI端子を利用可能になる

  • 右側面。シリアルナンバーなどが記載されているほか、Steamのプリインストールがうたわれている

  • 左側面。内部パーツには左側面パネルを開けてアクセスする

インタフェースはUSB 3.1 Type-C(背面×1)、USB 3.1 Type-A(背面×1)、USB 3.0 Type-A(前面×2、背面×4)、DisplayPort(背面×3)、HDMI(背面×1)、マイク入力/モノラル(前面×1、背面×1)、ヘッドフォン出力(前面×1)、ラインイン(背面×1)、ラインアウト(背面×1)、リアスピーカー(背面×1)、センター・サブウーファー(背面×1)、S/PDIF/オプティカル/角型(背面×1)を搭載。ワイヤレス通信機能はWi-Fi 6(11ax)とBluetooth 5をサポートしている。

本体サイズは約194×411×400mm(突起物含む)、重量は約10.9kg。シャーシはミニタワー型で、マザーボードはMicro ATX。内部には、PCI Express x16(2、空き4)、PCI Express x1(1、空き0)、2.5型シャドウ(2、空き2)、3.5型シャドウ(1、空き1)、スリム光学ドライブオープン(1、空き1)が用意されており、拡張カードやストレージ、ドライブなどを増設可能だ。

  • 本体上部。奥側にはWindows 10のプロダクトシールが貼られている

  • 本体底面。底面には効率的に吸気するためにハニカム状の穴が多数開けられている

  • 本体前面上部。左からマイク入力/モノラル×1、ヘッドフォン出力×1、USB 3.0 Type-A×2、HDMI×1を配置

  • 本体背面の端子部アップ。左上からUSB 3.0 Type-A×2、Mini DIN 6ピン×1、USB 3.0 Type-A×2、有線LAN(1000BASE-T)×1、USB 3.1 Type-C×1、USB 3.1 Type-A×1、S/PDIF/オプティカル/角型×1、リアスピーカー×1、センター・サブウーファー×1、マイク入力/モノラル×1、ラインアウト×1、ラインイン×1、DisplayPort×3、HDMI×1を装備

なお、本製品購入時にはきめ細かいカスタマイズが可能で、メモリは16GB/32GB/64GB、M.2 SSDは512GB/1TB/2TB(PCIe Gen3 x4接続)、HDDはなし/1TB/2TB/4TB/8TB、光学ドライブはなし/DVDスーパーマルチドライブ/Blu-rayディスクドライブ、電源は700W(80PLUS BRONZE)/700W(80PLUS GOLD)/800W(80PLUS TITANIUM)などから選択できる。パーツの増設、交換に自信がなければ最初からカスタマイズ購入することを強くおすすめする。

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