マウスコンピューターから、高リフレッシュレート対応の15.6型液晶ディスプレイを内蔵したゲーミングノートPC「G-Tune P5-144」が登場した。洗練されたデザインの薄型軽量ボディに高性能CPUやdGPUを搭載し、OSとしてWindows 11 Homeを採用しているのが大きな特徴。ここでは、その使い勝手やパフォーマンスとともに、Windows 11でゲーム体験がどう変わるかについても紹介していこう。
ライトゲーマーに人気のゲーミングノートPC
マウスコンピューターの「G-Tune」はゲーミングに特化したPCブランドで、初心者向けからeスポーツ・プロゲーマー向けまで、幅広い製品がラインアップされている。そのなかでもライトゲーマーに支持されているのが「G-Tune P5」シリーズだ。軽〜中程度の重さのゲームを快適に楽しむのに十分な性能を持ちながら、比較的手頃な価格を実現しており、コストパフォーマンスがよいのが人気の理由。今回登場した「G-Tune P5-144」は、いち早くOSにWindows 11を採用した新モデルだ。
製品名の「144」で気がついた人もいるかもしれないが、本機は144Hzという高リフレッシュレートの液晶ディスプレイを搭載している。画面サイズは15.6インチ、解像度は1,920×1,080ドットで、FPSやTPSなどの動きの激しいゲームを、フルHDで楽しむのにピッタリのスペックだ。
ノートPCとしては大型のディスプレイを搭載しながら本体サイズは比較的コンパクトで、フットプリントは幅359.5mm、奥行き238mmに抑えられている。また厚みは22.8mm、質量は約2.01kgとゲーミングノートPCとしては薄型軽量なので、自宅で場所を変えて使いたいときなどにも、気軽に持ち運ぶことができる。
本体側面や背面、底面には吸気口や排気口が設けられており、効率的な内部冷却が可能になっている。そのため高性能なCPUやdGPU(DiscreteGPU)を搭載していても動作は安定しており、長時間ゲームをプレイしてもパフォーマンスが落ちにくいのがうれしい。
インタフェースはかなり充実しており、本体背面にMini DisplayPortとHDMI端子が、左側面にUSB Type-A×2(USB 3.0×1、USB 2.0×1)、マイク、ヘッドフォン出力端子が、右側面にLAN、USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C(USB 3.1)、カードリーダー(UHS-I対応)が搭載されている。
通信機能は、有線LAN(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)のほか、Wi-Fi 6(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)にも対応。有線でも無線でも高速で安定したインターネット通信を行うことが可能だ。このほかBluetooth 5も内蔵する。