マウスコンピューターの「mouse B5-R5(2021年モデル)」は、見やすい画面サイズで人気の15.6型液晶ディスプレイを搭載したスタンダードノートPCだ。アルミ素材を使用することで薄型軽量ボディと剛性の高さを両立しており、屋内だけでなく出先にも気軽に持ち運んで使うことができる。今回、その実機を試すことができたので、製品の特徴や使用感、パフォーマンスなどを紹介していこう。
アルミニウム素材を採用した高品質な筐体デザイン
「mouse B5-R5(2021年モデル)」は、15.6型という大きめの液晶ディスプレイを搭載しながら、狭額縁の採用で本体幅が360.4mm、奥行きが239.3mmに抑えられており、狭い机の上などにも設置しやすいのが特徴。厚みも19.9mmとスリムで、ビジネスバッグなどに収納しやすくなっている。
天板と底面にアルミニウム素材が使用されており、本体重量が約1.62kgと15.6型モデルとしては軽いのもポイント。屋内で場所を変えて作業したい場合や、出先で使いたい場合など、比較的気軽に持ち運ぶことができるだろう。
本体カラーは天板やキーボードの周囲がアイスシルバーと呼ばれる明るいシルバー、ヒンジや底面、キーボードがブラックになっている。天板はヘアライン加工が施されており、高級感のある仕上がり。指紋や汚れもつきにくいため、取り扱いにあまり気を使わなくていいのもうれしい。
薄型ながらインタフェースは充実しており、本体左側面にセキュリティスロット、LAN、USB 2.0×2、micro SDメモリーカードリーダー、ヘッドセット端子が、本体右側面にUSB 3.1(Type-C)、USB 3.0(Type-A)、HDMI出力端子が搭載されている。オプションでモバイルデータ通信のLTEを選択することもでき、その場合は左側面にSIMカードスロットも搭載される。
なお、右側面のUSB Type-Cポートは、Power Delivery(PD)とDisplayPort Altモードにも対応する。HDMI出力端子と合わせると2台の外部ディスプレイに映像を出力でき、本体の液晶ディスプレイを含めて最大3画面のマルチディスプレイ表示が可能だ。
製品にはACアダプタが付属するが、65W以上出力可能なUSB PD対応機器を使ってUSB Type-Cポート経由で給電することもできる。入手しやすい市販のUSB充電器やモバイルバッテリーなどが使えるのは心強い。