「CITIZEN PROMASTER(以下、プロマスター)」といえば、過酷な環境に耐えうる信頼性と、陸海空の専門分野で要求される機能性を持たせた、シチズンのプロフェッショナルスポーツウオッチ。本格スポーツウオッチとしての機能性と、タウンユースにもぴったりなデザイン性を兼ね備えている。
そんなプロマスターとアウトドア総合ブランドのモンベルとの「CITIZEN PROMASTER × mont-bell コラボレーションモデル」は、2016年10月に初めて発売されて以来、人気モデルとして愛されてきた。
そして、その第4弾となる、スーパーチタニウムケースの光発電エコ・ドライブ電波時計の3モデルが登場。発売は9月18日(金)となるが、一足先にこの3モデルを借用できたので、今回はデザインから機能面について詳細をお届けしよう。※撮影は撮影用機材で行ないました
「CITIZEN PROMASTER × mont-bell コラボレーションモデル」にはケースとバンドに、スーパーチタニウム(デュラテクトDLC)を採用した「CB0177-58E」、スーパーチタニウム(デュラテクトMRK)を採用した「CB0171-97E」、スーパーチタニウム(デュラテクトDLC)とカーフまたはシリコンラバーを採用した「CB0177-31E」の3モデルが用意されている。
「スーパーチタニウム」は純チタニウムに表面硬化技術「デュラテクト」を施してステンレスの約5倍以上の硬度を実現したシチズン独自の素材。ステンレスのビッカース硬度約200Hvに対して、デュラテクトDLCはビッカース硬度1,000~1,400Hv、デュラテクトMRKは1,300~1,500Hvを実現している。
なお、デュラテクトDLCは耐摩耗性だけでなく、艶のあるブラックカラーと滑らかな触り心地が特徴。デュラテクトMRKはチタニウム素材にガスを表面から浸透させて素材自体の表層を硬化させており、打ちキズなどへの耐性も備えている。
また、ボディは20気圧防水に対応しており、過酷なウォータースポーツなどの際にも身に着けたままでいられる耐久性を備えている。どこにでも気軽に着けていけるのは、さすがスポーツウオッチといったところ。
ちなみに、文字板の長針、短針、インデックスには夜光塗料が塗布されており、明るい場所から暗闇に入ってもしばらくは光り続ける。こうした細かい機能も、日常だけでなく、アウトドアや旅行先にも便利に使える所以だ。
ケースとバンド以外の機能は3モデルとも同一。ガラスは無反射コーティングが施されたサファイアガラスで、ケース径は42.2mm、厚みは10.6mm。重量は「CB0177-58E」で実測89.2g。ボディは20気圧の防水性能を備えている。
3モデルとも定期的な電池交換が不要な光発電時計「エコ・ドライブ電波時計」で、「JIS1種耐磁」、「衝撃検知機能」、「針自動補正機能」を組み合わせた「パーフェックスマルチ3000」を採用。それに加えて日本、中国、アメリカ、ヨーロッパの4エリアで送信される標準電波を受信し、時刻とカレンダーを定期的に自動修正してくれる。
また、都市選択ワールドタイム機能「ダイレクトフライト」に対応。竜頭のみの手軽な操作で、現地に到着してすぐに世界26都市の時刻とカレンダーに切り替えられる。
さらに、充電残量表示機能、充電警告機能、過充電防止機能なども備えており、パワーセーブ作動時はフル充電で約2年連続駆動が可能だ。スマートウオッチなどと違い、いっさい充電のことを気にする必要がないというのは、腕時計本来の大きなメリットといえよう。
個人的に最も気に入ったのはスーパーチタニウム(デュラテクトDLC)を採用した「CB0177-58E」。艶やかなブラックカラーは無骨さを演出しつつも、高い加工技術による優美なボディの美しさを引き立てている。
ここまでいろいろな機能を紹介してきたが、やはり筆者が実際に使用して感じた「CITIZEN PROMASTER × mont-bell コラボレーションモデル」最大の魅力は、ずっとユーザーの傍にいて、時を刻み続けてくれることに尽きる。充電、時刻合わせの必要がなく、タフな防水ケースで利用シーンを選ばず、夜光仕様の長針、短針、インデックスは暗闇でライト点灯ボタンを押す手間もかからない。
スマートウオッチの通知がわずらわしくなった方に、革新的な技術をふんだんに投入しつつも、腕時計本来の機能に立ち返った「CITIZEN PROMASTER × mont-bell コラボレーションモデル」はもってこいのモデルといえる。
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