G-Tune E5-144の本体サイズ/重量はW355.5×D236.7×H19.9mm/約1.77kg。従来モデルのサイズがW359×D258×H29.9mmだったので、奥行きを約20mm縮小、高さを約33%薄型化していることになる。また、マグネシウム合金を採用することで約29%軽量化して約1.77kgを達成。どこにでも持ち運べるサイズ、重量を実現したといえる。
ただしACアダプタは180Wから230Wに強化したため、これと電源ケーブルを合わせた実測は841.5gとやや重めだ。これは電源を強化して、それに合わせた電力設計とすることで、CPU、ディスクリートGPU(dGPU)の性能を引き出すための変更。これにより、3Dベンチマーク「3DMark」のTime Spyで約18%性能が向上しているとのことだ。
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本体の実測重量は1,763g
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ACアダプタと電源ケーブルの合計重量は実測841.5g。電源ケーブルも結構な重量なので、これをサードパーティー製ショートケーブルや変換プラグと交換するなど工夫すれば、軽量化を図れるだろう
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ACアダプタのコード長は実測約120cm、電源ケーブルの長さは実測約180cm。合わせて3mの長さを確保できるので、床面のコンセントからでも余裕で電源供給可能だ
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ACアダプタの型番は「A17-230P1A」。仕様は入力100-240V~3.5A、出力19.5V/11.8A、容量230W。メーカー保証は国内限定だが、スペック的には変換プラグを用意すれば世界各地で利用できるものだ
インタフェースはThunderbolt 3も搭載、2画面に4K出力可能
インタフェースは、Thunderbolt 3(背面×1)、USB Type-A 3.1(左側面×1)、USB Type-A 3.0(右側面×2)、HDMI(背面×1)、microSDメモリカードリーダー(右側面×1)、マイク入力端子(左側面×1)、ヘッドフォン出力(左側面×1)を搭載。
Thunderbolt 3端子とHDMI端子は4K解像度の映像出力に対応している。つまり、本体のフルHDディスプレイに2台の4K外部ディスプレイを加えた、トリプルディスプレイ環境を構築できるわけだ。もちろん、最大40Gbpsの高速データ通信に対応したThunderbolt 3端子は、外付けSSDや、10GbE対応の外付けネットワークアダプタと接続するインタフェースとしても重宝する。
通信機能は、Wi-Fi 6(11ac)、ギガビット(10/100/1000)LAN、Bluetooth 5をサポートしている。外出先では手軽な無線LAN、自宅では電波状況に左右されずに安定したスループットを確保できる有線LANと、状況や目的に合わせて最適なネットワーク接続を利用可能だ。