「働き方改革」や「テレワーク」に適したPCを探す際、いろいろな条件を組み合わせつつ検討することになるが、最重要項目はネットワークへの接続性だ。さまざまな場所で仕事をするにあたって、Wi-Fiだけでなく、LTE通信にも対応していたほうがいい。
そこで今回レビューするのが、マウスコンピューターのLTE通信機能を備えた15.6型ノートPC「MousePro NB5」。光学ドライブ、脱着可能なバッテリーを採用しつつ、LTE通信機能まで備えたオールラウンダー的ノートPCだ。今回本製品の実機を借用したので、主に使い勝手にスポットを当てて紹介していこう。
直販サイトから購入する際にはきめ細かくカスタマイズ可能
MousePro NB5には、「Celeron 4205U」「Core i3-8145U」「Core i5-8265U」「Core i7-8565U」搭載モデルが用意されている。
それぞれに標準構成モデルが用意されているが、マウスコンピューターの直販サイトで購入する際には、メモリを4GB/8GB/16GB/32GB、ストレージを240GB/250GB/480GB/500GB/1TB/2TB SSD(SATA)、256GB/512GB SSD(M.2 SATA)、256GB/512GB/1TB/2TB SSD(M.2 NVMe)、1TB/2TB HDD、光学ドライブをなし/DVDスーパーマルチドライブ/DVD-ROMドライブ/Blu-rayディスクドライブ、無線LANをなし/最大433Mbps対応11ac/最大1.73Gbps対応11ac/最大2.4Gbps対応11axなどから選択可能だ。ただし、モデルによっては選択できない項目がある点には注意してほしい。
●メモリ…1位:32GB、2位:16GB(デュアルからシングルへアップデート)
●ストレージ…1位:2.5inch SATA 1TB、2位:1TB M.2(NVMe) SSD
なお今回は、Windows 10 Pro/Core i7-8565U/16GBメモリ/512GB SSD(SATA)/DVDスーパーマルチドライブ/最大2.4Gbps対応11ax/標準で最新の無線LAN規格Wi-Fi 6 AX200モジュールとLTE通信モジュール(内蔵)の「MousePro-NB510ZL」(119,800円 / 税別)を試用している。
※モデルによっては、Wi-Fi 6 AX200モジュール、LTE通信モジュールが標準搭載されていないものもございます。その場合、BTOで追加することも可能です。
光学ドライブ非搭載なら、さらに軽量化! GaN採用ACアダプタがオススメ
MousePro NB5のサイズはW361×D256×H24.1mm。ディスプレイを狭額縁仕様とすることで、比較的コンパクトなボディに仕上げられている。重量は約2.1kgだが、もしもっと軽量化したいならカスタマイズ購入時に「光学ドライブ非搭載」を選択しよう。軽量化を果たしたうえで、購入金額も2,000円安くなるのだ。
ACアダプタと電源ケーブルの合計重量は実測216.6g。仕様は入力100-240V~1.0A、出力19V/2.1A、容量40W。標準のACアダプタとしては軽量な部類に入るが、MousePro NB5はUSB Type-C端子がUSB Power Deliveryに対応しており、サードパーティー製ACアダプタを利用できる。
持ち歩く荷物をできるだけ軽くしたいのなら、GaN(窒化ガリウム)採用のサードパーティー製USB Power Delivery対応ACアダプタを購入しよう。GaN採用なら100g前後の61W ACアダプタが発売されているし、スマートフォンと充電環境を共用できるというメリットもある。