CPUには第10世代のComet Lake「Intel Core i5-10210U」を搭載。4コア8スレッドに対応し、ベースクロック1.6GHz、ターボ・ブースト時4.2GHzを実現している。メインメモリはDDR4-2666 8GBとなり、グラフィックスはCPUに統合された「Intel UHD Graphics」だ。

ストレージはNVMe対応 M.2 SSD 500GBを標準搭載。カスタマイズで1TB/2TBも選択できるため、より大きな容量が必要な場合は選択しよう。

インタフェースは、左側面に電源ジャック、HDMI、USB 3.1 Type-A×1、Type-C×1(※Display port出力と共有)、右側面がセキュリティロック、USB 3.0 Type-A×1、ヘッドフォン出力/マイク入力×1、micro SDカードリーダー、電源ボタン。ステレオスピーカーは本体底面左右に配置されている。

  • 本体左側面に電源ジャック、HDMI、USB 3.1 Type-A、Type-Cを配置

    本体左側面に電源ジャック、HDMI、USB 3.1 Type-A、Type-Cを配置

  • 右側面にはUSB 3.0 Type-A、ヘッドフォン出力/マイク入力、micro SDカードリーダー、電源ボタンを搭載

    右側面にはUSB 3.0 Type-A、ヘッドフォン出力/マイク入力、micro SDカードリーダー、電源ボタンを搭載

  • ステレオスピーカーは本体底面の左右に搭載されている

    ステレオスピーカーは本体底面の左右に搭載されている

ワイヤレス通信機能としてIEEE802.11 ax/ac/a/b/g/n対応の無線LANとBluetooth 5.0を装備。Wi-Fi 6に対応しているため、規格に準拠した無線LANルーターを用意することで高速な通信が行える。カスタマイズでWi-Fi 6に対応した製品を合わせて購入することも可能なため、検討するのもいいだろう。

ACアダプタと合わせても約1.1kg

バッテリー持続時間は公称約9.4時間。 JEITA測定法Ver.2.0準拠で算出され、実用上のバッテリー駆動時間に極めて近い値だという。「Battery report」による設計容量は36,960 mWh、フル充電容量は38,184 mWhと表示された。

ACアダプタの仕様は19V/3.42Aの出力容量65W、サイズは約W97×52×16mm(プラグ部除く)。カードより多少大きめという程度なので、カバンに入れて持ち運ぶのも苦にならない。なお、試用機の本体重量の実測値は945g、ACアダプタと電源ケーブルの合計重量は実測値205gだった。

ちなみに本機のUSB3.1Type-C ポートは、USB PD(PowerDelivery)に対応しているので、例えば付属のACアダプタが無い状況でも、このポートを介して本機のバッテリーを充電することが可能だ。

  • ACアダプタも小型なのでカバンに入れてもかさばらない

    ACアダプタも小型なのでカバンに入れてもかさばらない

  • 今回お借りした試用機の重量の実測値は945gで公称値より軽め

    今回お借りした試用機の重量の実測値は945gで公称値より軽め

  • ACアダプタと電源ケーブルの重量の実測値は205g

    ACアダプタと電源ケーブルの重量の実測値は205g

なお、本体のパフォーマンス設定はプリインストールされている「CONTROL CENTER 3.0」、ファン速度は「FAN SPEED SETTING」から調整できる。パフォーマンスを向上させたいとき、バッテリー消費を抑えたいとき、ファンノイズを抑制したいとき、強制冷却したいときなどに活用しよう。

  • パフォーマンス設定が行える「CONTROL CENTER 3.0」

    パフォーマンス設定が行える「CONTROL CENTER 3.0」

  • ファン速度をコントロールできる「FAN SPEED SETTING」

    ファン速度をコントロールできる「FAN SPEED SETTING」