長かったゴールデンウィークも終わり、梅雨の季節も近づいてきた。新しい環境にも慣れてきたであろうこの時期に、なにかと家計を圧迫しがちなスマートフォンの契約も見直してみてはいかがだろうか。今こそ知っておきたい格安スマホのアレコレについて解説していきたい。今回は「格安スマホ(MVNO)の購入場所や購入方法」について。この記事を参考に令和元年、お得なスマートフォンライフを楽しんでほしい。

MVNOの加入方法は「Web(インターネット)」か「店舗カウンター」

お得にスマートフォンが運用できる格安スマホ(MVNO)。さぁ格安SIMを購入しに行こう……と思ってもどこで買えるのか、どのように手続きしたらいいのかわからない人も多いだろう。

MVNOとの契約は主に「Web(インターネット)」と「店頭カウンター」の2通りの方法がある。

特に、Web(インターネット)は、自分の好きな時間・好きな場所で申し込みができるので、なかなか店舗に行く時間が取れないビジネスマンや、店舗でゆっくり選ぶ時間がない人にオススメの方法だ。さらに、待ち時間もなく、SIMが届いたら自分の開通したいタイミングで開通できることも嬉しい。Web独自のキャンペーンを実施している場合もあるため、まずはWebをチェックすることをオススメする。

店舗カウンターは、全国の主要な家電量販店やケータイショップまたは、まだ数は少ないがMVNOの直営店などが対象となる。量販店によってはSIMの取り扱いはあっても、カウンターがない場合もある。この場合は自宅で申込みや開通の手続きをする必要がある。カウンターがある場合は即日開通が可能なケースが多く、すぐに使いたい、という人には大きなメリットになる。ただしこうしたカウンターのある店舗は限られているので、事前に調べておく必要がある。

今回は老舗MVNOのIIJmioでの購入としてシミュレートしていこう。

Webならいつでも申し込みOK、切り替え作業は電話一本で土日もOK

まずはWebから契約する場合について紹介しよう。Webから契約するメリットは、24時間いつでも申し込みができる点だ。ただ乗り換えの場合SIMが届くまでの期間、今使っているスマホがどうなるのか不安になる人もいるだろう。実はSIMが届くまでの間は、現在契約しているSIMをそのまま使い続けることができる。切り替え方法は、SIMが届いたら開通センターへ電話するだけ。10分程でIIJmioのSIMを使うことができる。開通センターは、9:00~19:00の年中無休なので、土日など自分の好きなタイミングにゆっくり切り替えることができる。

ただし、MNP予約番号有効期限の前日までに開通センターへ電話をしないと、有効期限当日に自動開通されてしまうため、自分の好きなタイミングで切り替えたい場合は、MNP予約番号の有効期限を、忘れないようにメモをしておくといいだろう。

さらに、Webならではのお得なポイントがある。IIJmioは、取り扱い端末が40種類以上もあり、MVNOのなかでは取扱数NO.1といっても過言ではない。また、端末とSIMをセットで購入するとギフト券をもらえることや、端末が特別価格になるキャンペーンなどを随時行っているのでメリットが多い。

  • IIJmioがラインナップする端末の一部。40種類以上もの端末を用意している

Webから契約するメリットに魅力を感じたら、次は、Webからの契約手順のポイントについてだ。Webからの契約では自分にあうプランや必要なオプションを申し込み時に自由に選択するため、現在の利用データ量や通話時間などを確認してから申し込むといい。現在大手キャリアを利用中であれば、データ量や通話時間は、My docomoやMy auなどのWebですべて確認できる。

申し込みが完了したら、本人確認書類をスマホなどで撮影し、その写真をアップロードする。この時、写真は必ずJPEG形式でアップロードしよう。本人確認書類とは、契約者様の氏名・住所・生年月日の記載があり、IIJmioにご登録の情報と一致していることがポイントだ。住所等の記載が裏面にある場合、裏面の写真も必要である。

さらに今なら、シェアNo.1(※)キャンペーンが実施中だ。Web独自のキャンペーンとして、5月16日より、第四弾人気スマホ大幅割引キャンペーンが開始している。音声SIMとセットで購入するとHUAWEI「P20 lite」が一括価格9,800円と約半額の価格で購入できる。また、音声SIMだけでなく、データ・SMSのSIMと一緒に購入したり、既にIIJmioを利用しているユーザであれば、端末だけの購入でも割引を受けられるので、細かくチェックしてみてほしい。なくなり次第終了のキャンペーンであるため、早めの申し込みがオススメだ。

他にも、7月3日までにIIJmioのサイトから新規で申し込むと「初期費用1円」「音声通話機能付きSIM1,300円割引×3カ月間」「データ量1GB増量×12カ月間」といった超おトクな特典が受けられる。

(※) MVNE提供分を含む。 出展:株式会社MM総研 「国内MVNO市場規模の推移(2018年9月末)」

店舗では店員に相談しながら申し込みできるので安心

「即日開通対応店舗」での契約手順はまず、IIJmioのWebサイト「取り扱い店舗のご案内」即日開通できる店舗を検索する。駅名やフリーワードで検索ができるので、自宅や会社、または出かけた先など近くの店舗を見つけるのに便利だ。

  • IIJmioの即日開通対応店舗

次に、申し込みに必要になるものを準備しよう。必要なものは、本人確認書類(運転免許証など。顔写真付きのもの)、クレジットカード、新しいSIMを入れる端末、カウンターで受信確認ができるメールアドレス、それに電話番号をそのまま乗り換えるのであればMNP予約番号だ。注意しないといけないのが、本人確認書類だ。顔写真のない保険証などを利用する場合は、必ず補助書類として現住所の確認できる住民票や公共料金領収書が必要となる。

近くの店舗も確認でき、必要な書類が揃ったらいざ店舗へ。まずはカウンターの担当者に、格安スマホを契約したいことを伝えよう。料金プランやオプションなど、細かいことが決まっていない場合でも、担当者に相談することで、通話時間や月間の使用データ量など、現在の使用状況から最適なプランを選んでくれる。店舗でお申し込みをするときの最大のポイントは、店員さんに相談をしながら申し込みができることだ。初めて格安スマホデビューする人には、これまでのキャリアショップで相談していた時と同じように、店員さんに相談しながらプラン等を決めることができるのは大きなポイントなのではないだろうか。わからないことがあれば、どんどん質問をして納得のいく契約内容にしよう。

こうして料金やサービス説明に納得したら、契約手続きになる。契約は必要な書類が揃っていれば、1時間程で完了する。あとはSIMを端末に入れてAPN設定をするだけで接続できるようになる。もしSIMと同時に端末を購入する場合は、店舗で新しい端末も入手できる。

さらに店舗ならではのサービスも用意されている。APN設定などの初期設定を有償で行ってくれるサービスや、事前にWebから申し込みをして店舗でSIMを受け取れるサービス、音声通話機能付きSIMと対象の端末を同時に店頭で契約する場合に、端末の購入代金をサポートする「アシストオプション」など、これらもチェックしてほしい。

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まとめると、店頭でもWebでもそれぞれでお得な特典が多く受けられるが、若干Webのほうがお得感が強い印象だ。また、ハードルが高そうだと感じる人も多いであろう、Web申し込みも契約したい内容が決まると、24時間いつでも申し込みができ、IIJmioなら比較的ラクに申し込めるため、一見の価値ありだ。自分にあった購入方法を選択し、経済的で快適なMVNOライフを満喫しよう。

[PR]提供:IIJmio