さて、気になるパフォーマンスをチェックしてみよう。今回は総合ベンチマーク「PCMark 8」、グラフィックスベンチマーク「3DMark」、CPUとグラフィックスパフォーマンスを計測する「CINEBENCH R15.0」、ストレージのパフォーマンスを計測する「CrystalDiskMark」を実施した。

PCMark 8 v2.10.901
Home Accelerated 3.0 3932
Creative Accelerated 3.0 4572
Work Accelerated 2.0 4901
3DMark v2.6.6238
Time Spy 429
Fire Strike 1065
CINEBENCH R15.0
OepnGL 50.96 fps
CPU 1043 cb
CPU(Single Core) 196 cb
CrystalDiskMark 5.5.0(HDD)
Q32T1 シーケンシャルリード 179.318 MB/s
Q32T1 シーケンシャルライト 176.842 MB/s
4K Q32T1 ランダムリード 1.282 MB/s
4K Q32T1 ランダムライト 1.054 MB/s
シーケンシャルリード 182.659 MB/s
シーケンシャルライト 135.497 MB/s
4K Q1T1 ランダムリード 0.560 MB/s
4K Q1T1 ランダムライト 0.969 MB/s

今回試用したのはCore i5-9600Kを搭載するエントリーモデルの「LM Slim iHS430SD」だが、PCMark 8と、CINEBENCH R15のCPUスコアは非常に高いレベルだ。Webブラウジングやオフィスアプリケーションは当然のこと、写真現像、動画編集も快適にこなせるだけのパフォーマンスを備えている。

ただし、グラフィックスボードを搭載していないため、グラフィックス性能はそれほど高くない。3Dゲームが主目的なら「GeForce GTX 1050」を搭載する「LUV MACHINES Slim iGS430SD」か「LUV MACHINES Slim iGS430SD-S2」を選ぶべきだ。

BTOで高速ストレージを選択することでさらに快適に

LM Slim iHS430SD」が搭載するCore i5-9600Kは、高いパフォーマンスを備えている。もちろん上位のCore i7-9700Kのほうが処理性能は高いが、当然そのぶん高価だ。

もし筆者が「LUV MACHINES Slimシリーズ」を購入するなら、今回の「LM Slim iHS430SD」を選び、プラス9,800円でM.2 PCI Express接続の256GB SSDを増設したいと思う。システムドライブをハードディスクからSSDに変更することで体感速度は向上するからだ。また、このSSDには温度上昇による性能低下を防ぐために専用の放熱板が標準装備されており、コンパクトなボディでも高速なSSDのパフォーマンスが発揮できるように考慮されている。

もちろんCore i7-9700K搭載モデルを購入してから、あとでシステムドライブをSSDに変更するのもひとつの選択肢だ。これならCPUは交換せずに、SSDを追加購入するだけなので、トータルの出費は抑えられる。どのモデルを、どのような構成で購入するかは、最終的なバランスを考えたうえで決定してほしい。

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 LUV MACHINES Slim iHS430SD
CPU Intel Core i5-9600K
メモリ 8GB PC4-19200 DDR4
HDD 1TB
チップセット Intel Z390
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
グラフィックス Intel UHD グラフィックス 630
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN
インタフェース USB 3.1 Type-C×1(背面)、USB 3.1 Type-A×1(背面)、
USB 3.0×6(前面×2、背面×4)
サイズ W100×D390~393×H364~367mm
ディスプレイ
価格 89,800円(税別)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2019/2/4(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

マウスコンピューター/LUV-MACHINES-Slim-iHS430SD

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