では、気になる性能をチェックしていこう。まずはじめに、PCの総合的な性能を計測するベンチマークソフト「PCMark 10」の結果だ。総合スコアは5141と、かなりの高スコアが得られた。一般ユーザー向けのノートPCでは、ハイエンドモデルでも4000台のスコアが多いことを考えると、性能的にも問題ないだろう。また、細かいスコアも非常に高く、中でも画像や映像処理のパフォーマンスを計測する「Digital Content Creation」のスコアは6260と、CPU内蔵グラフィックス機能を利用するノートPCと比べて2倍以上のスコアが得られている。こういった点からも、ゲームだけでなく映像編集などの用途にも問題なく対応できるだろう。

  • PCMark 10の結果

    PCMark 10の結果

続いて、OpenGLベースでの描画性能やCPUの純粋な処理能力を計測する「CINEBENCH R15」の結果だ。OpenGLのスコアは118.65fpsと、こちらもCPU内蔵グラフィックス機能を利用するノートPCの2倍以上の結果で、GPUの性能の高さが如実に表れている。加えて、CPU性能もマルチスレッド時の結果が1189、シングルスレッド時の結果が176と、こちらも非常に優秀だ。これらの結果はハイエンドに近いデスクトップPCに匹敵するほどで、性能面で不満を感じる場面はまずないだろう。

  • CINEBENCH R15の結果

    CINEBENCH R15の結果

次は、3D描画能力を計測する「3DMark」の結果だ。DirectX 11ベースの3D描画能力を計測する「Sky Diver」と、DirectX 12ベースの3D描画能力を計測する「Time Spy」を利用した。結果は、Sky Diverが28485、Time Spyが3925と、いずれも非常に高いスコアが得られた。もちろん、より上位のGPUには負けるものの、これだけのスコアが得られていれば、ゲーミングPCとして大きな不満はないはずだ。

  • 3DMark「Sky Diver」の結果

    3DMark「Sky Diver」の結果

  • 3DMark「Time Spy」の結果

    3DMark「Time Spy」の結果

コスパに優れるゲーミングPCとしてはもちろん、高性能ビジネスPCとしても魅力

「LEVEL-15FX095-i7-RNSS」は、カテゴリとしてはゲーミングPCで、ゲームの快適プレイを基本とした仕様をしっかりと盛り込みつつ、コストパフォーマンスも追求した完成度の高い製品だ。スペック的にはゲーミングPCとしてミドルレンジクラスだが、ベンチマークテストからも十分に優れた性能が確認できており、最新のPCゲームを気軽に楽しみたいと考えている人に、オススメできる製品といえる。

そのうえで、極度にゲーミングに特化せず、より広い用途への対応も考えられている点が、ほかのゲーミングPCとは異なる特徴となっている。

さらにメモリ容量や内蔵ストレージの種類など、ハードウェアを自由にカスタマイズできるだけでなく、アンチウイルスソフトや動画再生ソフトなどソフトウェアの選択も可能だが、その中にMicrosoft Officeを用意している点も大きな特徴といえる。Microsoft Officeのようなビジネス向けアプリケーションは、ゲーミングPCではまずインストールされることはない。つまりこれは、本機がゲーミング向けとしてだけでなく、より幅広い用途での利用を想定していることを示すものだ。高性能なビジネスPCを探している人にとっても好適な製品といえる。

例えば、ビジネスシーンで処理の重いソフトウェアを利用したり、写真のレタッチ、動画の編集作業を行う頻度が高いという環境では、本機を導入することで作業効率を大きく高められるだろう。「LEVEL-15FX095-i7-RNSS」は、コストパフォーマンスに優れるゲーミングノートPCを探している人はもちろん、ビジネスシーンの作業効率を高められる高性能なノートPCを探している人にもオススメしたい。

[PR]提供:ユニットコム