カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の誕生35周年記念モデルの第1弾「BIG BANG BLACK」(ビッグバンブラック)を9月8日に発売。これに先立ち、BIG BANG BLACKの企画と開発を担当した泉潤一氏と小島健二氏に「新色の開発秘話」や「モデルの選定理由」など、開発にまつわるエピソードを伺ってきた。
コンセプトは"原点回帰"
G-SHOCKといえば、カシオの代表作でもあり、誰もが知っているほど幅広い世代で愛される人気のシリーズだ。そんなG-SHOCKが、2018年4月に誕生35周年を迎える。これにともない「35周年記念モデル」がリリースされるわけだが、その企画には1年以上もの時間を費やしたというので、同社の力の入れようが伺える。
今回の35周年記念モデルの第1弾となった「BIG BANG BLACK」(ビッグバンブラック)。全5モデルで展開し、コンセプトは"原点回帰"。既存の人気モデルをベースにしつつ、G-SHOCKのイメージカラーである"黒"を進化させ、新たな「マットブラック」を開発するなど、G-SHOCKの過去と未来が感じ取れる内容となっている。
全5モデルで展開する、35周年記念モデルのBIG BANG BLACK。新色の"マットブラック"を基調としたシックなたたずまいに、赤字の「SINCE 1983」が映えている |